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JR北海道 5無人駅廃止を発表 駅を守ってきた地域の人は…「さみしい、だけどどうしようもない」

HTB北海道ニュース 218,421 1 year ago
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JR北海道は来年3月15日をもって5つの無人駅を廃止をすると発表しました。 上川の美深町では誕生から100年を超える駅が歴史に幕を下ろします。 JR北海道関淳也運輸部長) 「ご利用の少ない駅を見直しますということで、5駅を廃止いたします」 来年3月15日いっぱいで廃止となるのは、長万部町の中ノ沢駅、夕張市の滝ノ上駅、愛別町の愛山駅、そして、美深町の初野駅と恩根内駅の5つです。 鈴木麻友記者) 「農地の中にポツンとある、こちらのプレハブのような建物が初野駅です。人が歩いたような跡もないので、利用者がとても少ないことが分かります」 廃止の目安は、1日の平均乗車人員が3人以下の無人駅。駅員がいなくても、除雪などの維持費に年間100万円ほどかかるとされています。 恩根内駅は3年前にもJRから廃止の提案がありました。このときは、中学生だった地元の子どもたちが高校への通学で使えるようにと、自治会が駅を管理することを条件に存続しました。 鈴木麻友記者) 「こちら恩根内駅、小さな無人駅なんですが、地元住民が除雪しているおかげで、しっかり入口が確保されています」 駅を快適に使うことできるよう、雪の時期には1日に何度も除雪が行われます。 除雪する人) 「初めて人乗るのが朝7時ごろ。上り。それに間に合うように雪はねているんだよね」 当時と夏の写真開業から112年の歴史を持ち、地域の象徴でもあった恩根内駅。自治会は、夏も、毎日花に水をやり、駅舎の掃除も欠かすことはありませんでした。 しかし、住民の高齢化が進み、駅を管理する負担は厳しさを増す一方。今年5月、廃止の受け入れを決めました。 恩根内自治会会長増子周一さん(70) 「一番問題点は利用する人がいない。これ以上維持管理するのも、私たちもみんな高齢な方ばかりだから、限界かなと思って、廃止ということで町にお願いしたんです」 美深町の市街地や名寄市まではバスがあり、駅が廃止されても、恩根内地区の住人の地域交通は確保されているそうです。 恩根内自治会会長増子周一さん(70) 「便数的に汽車より本数があるので、町としてお年寄りには補助もあるし、バスの方が良いかなと」 恩根内駅美深町内では利用者の減少により、ここ数年、JRの駅が相次いで廃止となっています。 美深町草野孝治町長) 「3年の短い間に6つの駅が1つになってしまうと想像もしておらず、個人的にも寂しさでいっぱいだが、地域と何度も議論を重ねた結果、やむを得ないと」 除雪する人) 「やっぱり寂しいしかないですよ。小学校がなくなって、駅もなくなって。だけど、どうしようもない」 ▼HTB北海道ニュース 公式サイト https://www.htb.co.jp/news/ ▼情報・映像提供はこちらから「イチオシ!!動画ポスト」 https://www.htb.co.jp/news/info.html ▼HTB北海道ニュースのSNS Twitter https://twitter.com/HTB_news Facebook https://www.facebook.com/htbnews/ TikTok https://www.tiktok.com/@htb_hokkaidonews #HTB北海道ニュース #北海道 #ニュース

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