【King Gnu「ねっこ」 MV】
https://youtu.be/jz8O2t2r8Gs?si=VclYwmVOF92APqMs
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どうも、金やんの相棒しんちゃんです。
今回はKing Gnu「ねっこ」 歌い方&楽曲解説です!
TBS日曜劇場「海に眠るダイヤモンド」の主題歌として書き下ろされたKing Gnu「ねっこ」。
このドラマは、神木隆之介さんが主演で脚本、監督、プロデューサーが人気ドラマ「アンナチュラル」チームということで話題になっています。
あらすじ
1955年からの石炭産業で躍進した長崎県・端島(軍艦島)と、現代の東京を舞台にした70年にわたる愛と友情、家族の壮大な物語。
戦後復興期から高度経済成長期の“何もないけれど夢があり活力に満ちあふれた時代”と現代の“一見して何でもあるけれど若者が夢を持てない時代”を描く時代を超えたヒューマンラブエンターテインメント。
作詞作曲は常田大輝さんで、プロデューサーの新井順子さんからの熱いオファーがあり、提供を決められたそう。
ドーム公演を終えたばかりの春先に決定し、8,9月で録音するという大変なスケジュールだったんだとか。
ドラマへの想いと登場人物の心情、最終話までのポイントを熱く伝えられてから楽曲制作をスタートされて、ドラマの映像がまだ何も上がっていないような状態で曲作りされたみたいです。
でも、動画内でも紹介した「ドラマのエッセンスをあまり拾わないでほしい」というリクエストがあったというのは意外でした。
ドラマにリンクするほど視聴者がドラマにのめり込んでいきそうなものですが、いかにもという感じにしたくなかったとか独自のお考えがあるのかもしれません。
とはいえ、そこは流石の常田さん。
ドラマとあえてリンクしすぎない世界観でありながら、ご自身の言う“ドラマを助けられるような曲”に見事に仕上がっています。
井口理さんののど真ん中の歌モノにすることはひとつテーマとしてあり、これまでの曲の延長線ではありつつ、これまでの曲とどう違いを出すかというところを意識されたそうです。
その言葉通り、井口さんの持ち味が存分活かされていて、尚且つ新しい面も感じられるような素晴らしい歌になってますよね。
今回の歌い方解説でお分かりいただけたと思いますが、超絶に繊細で絶妙な声のコントロールで歌唱されています。
「レコーディング自体も1年ぶりでビビってた」とおっしゃっていますが、実際にレコーディングではかなり苦戦されたみたいです。
「丁寧にいいテイク出そうとしすぎて、結果的に歌入れ全工程で10時間ほどかかってしまった」
という驚きのコメントをされています。
レコーディングに10時間…楽器でもそれほど時間をかけることありませんし、殊更歌となると喉の状態もあるのでかなり大変だったのではないかと思います。
直前に宇多田ヒカルさんのライブを観に行っていて気合いが入ってたそうですが、それにしても…プロ意識の極致のようなエピソードですね。
元々「歌うのが難しい」と漏らしていたみたいですけど、常田さんが試しにCメロを自分で歌ってみると「無理だ」となったんだとか。
それくらいボーカルテクニックと繊細な声のコントロールが必要な楽曲ということです。
「セクションごとにテクニックの求められ方が変わる」という点に関して井口さんはこうコメントされてます。
「Aメロはウィスパーで始まってニュアンスを出さないといけなくて、Bメロは8分で歌のリズムを刻み続けながら、徐々にビルドアップしていくのが意外と難しいね。ラスサビ転調してからは実声と裏声の切り替えが忙しい……これ、大変だ」
とライブでの再現がかなり困難であることを示唆されていました。
聞き流していると、曲の始まりから徐々に声のトーンが変わっていって、最後にピークを持ってくるような歌い方をされていることに気づかないと思います。
しかし、このように注意深く聞いていくとそれが理解できて、如何に難しいかというのも納得していただけたんじゃないでしょうか。
曲中で何度も転調している点については、楽器隊がゲシュる(※ゲシュタルト崩壊の意)と表現されていましたw
今はどの調なのかがわからなくなるという意味で、弾いていると頭が混乱してしまうようですね。
でも、そういった転調の展開はKing Gnuの王道ラインの1つであるし、自分でも気に入っているポイントとおっしゃっていました。
「戦後1950年代から脈々と受け継がれてきたもの、そして失ったものに想いを馳せつつ、現代を生きるためのほんのささやかな希望になる歌になってくれたら」
そんな想いを込めた楽曲だそうです。
「花」「刻」というタイトルにするという案もあったそうですが、最後に人には語らない過去や経験の上で今を生きていくということと、表には見えないが1番大事な部分である「ねっこ」を重ねてタイトルに決められた経緯があるとおっしゃっています。
どの時代でも同じなのかもしれませんが、現代を生きる私たちも生きていると様々な苦悩や葛藤がついてまわります。
楽しいことばかりじゃないし、むしろそうではないことの方が多くを占めているとも思えます。
でも、そんな時こそ自分の「ねっこ」を見つめ直し、自分自身が大切にしたいもの、大切にしたい人を見極めて日々を生きていけばいいのかもしれません。
大袈裟でなくても、有り触れた一輪でも、華やかでなくてもいい。
誰かと比べるのではなく、本当に大切なあなたにだけに咲き誇る花であればいいんだ、と。
いやはや…楽曲も歌詞も井口さんの歌唱も素晴らしい。
King Gnuの歴史の中にまた名曲が誕生しましたね。
「ねっこ」以外にもKing Gnuのリリース予定はいくつかあるそうですし、2025年2月〜3月にツアーもあるので今後も目が離せませんね!
ということで、King Gnu「ねっこ」 歌い方&楽曲解説でした!
最後までご覧いただきありがとうございました!
【カネタケヨシヒロについて】
シンガーソングライター、作曲家、YouTuber、ボイストレーナーとして活動中。
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#kinggnu #ねっこ #井口理