【UTOPIA 43 Interviews】 Vol. 25 古瀬 祐気
―世界を渡り歩き 患者を救う―
大学を休学してフィリピンの無医村へ 公衆衛生の活動
日本に戻って医学部を卒業 小児科医になる
自分にしかできないことを求めてアメリカでウイルス研究者の道へ
エボラウイルスのアウトブレイクでWHOのスタッフとしてリベリアへ
―研究の3本柱 ―
(1) 細胞を使ったウイルス感染の研究:実験ウイルス学
(2) 疫学/フィールド調査
(3) コンピューターでシミュレーション:バイオインフォマティクス
―イグノーベル賞にノミネート ―
SIRモデル
サンタクロースが風邪をひいたら
―プレイヤーでありプロデューサー―
世界を見た経験から広がる視点
科学オタク
毎日20 ~ 30の論文を読むのが楽しい
UTOPIAでは、いろんな研究の話が聞けるのが面白い
新しい視点を提供できる
―研究者になりたい人へ―
失敗にめげない心
その時々の興味にしたがって
根詰めないタイプの研究者もいていい
競争しなくていい
科学: 人類みんなの営み
研究者のかっこよさ:いろいろなスタンスがあっていい
企画・制作:いまじん
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新世代感染症センター(UTOPIA: The University of TOkyo Pandemic preparedness, Infection and Advanced research center)は、東京大学 国際高等研究所(UTIAS)の三番目の研究機構として、2022年10月18日にスタートしました。
https://www.utopia.u-tokyo.ac.jp/
感染症とそのパンデミックから人々を守るため、世界のトップレベルの研究者が、分野の壁を越えて力をあわせ、感染症対策、ワクチン開発に挑みます。
感染症、免疫、ワクチン分野の研究者に加え、これまでは感染症研究には関わっていなかったAIや構造生物学、社会科学など異分野の研究者も集結し、さらには海外機関とのネットワークによる協力体制を構築しています。
産学界と臨床現場をダイレクトにつなぎ、新たなパンデミックに対し、迅速に有効かつ安全なワクチンと治療薬を届けられる体制の整備を目指しています。