↓で歌詞考察してます。
【MAZZEL「J.O.K.E.R.」MV】
https://youtu.be/HLTMBZ6bZTA?si=7nhU1hf6y6AsbinN
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どうも、金やんの相棒で編集スタッフのしんちゃんです。
今回はMAZZEL「J.O.K.E.R.」MVリアクション解説!
BE:FIRSTの動画のコメントでMAZZEL「J.O.K.E.R.」の解説をしてほしいというご意見が多かったので取り上げさせていただきました。
BMSGが主催したオーディション「MISSION×2」を通じて結成された「MAZZEL」。
2月17日に配信リリースされた「J.O.K.E.R.」にはどのような意味が込められているのでしょうか。
僭越ながら歌詞考察させていただきました。
※長くなって概要欄に入りきらなかったので、ショートバージョンです。
MUZEの方は、より深く考察しているnote記事をオススメします。
[徹底考察|「J.O.K.E.R.」=MAZZEL?“逆転の伏線”がヤバすぎる…!]
https://note.com/kaneyan_singer/n/n54f9d059b472?sub_rt=share_pw
"Ayyyy OKさぁここが正念場
Ayyyy その手札全部バレバレだぜ
Ayyyy No way back まぁそう焦んな
♣️、♤、♡のA、♢、全部持っていくだけ ayy"
「正念場」とは、勝負が決まる重要な場面を指します。
その状況で、相手の手札(=戦略や本音)はすでに見抜いている。
「No way back(もう後戻りはできない)」が、「まぁそう焦んな」とまだまだ勝負は自分の手の内にあるという余裕も感じられます。
ここで登場するのは、トランプの4種類のスート(♧クラブ、♤スペード、♡ハート、♢ダイヤ)とエース。
最強のカードを意味し、「全部持っていくだけ」とあることから、すでに勝利は確実であると確信しているようです。
"安定した未来なんかは求めない
完璧な譜面の上じゃ踊れない
不完全なこの世界
想定外のErorr が描くNew era"
JOKERは固定の役割を持たないカードであり、ゲームによって最強にも最弱にもなり得る存在です。
つまり、安定や確実性ではなく、変化と可能性を求める姿勢が表現されています。
「譜面」とは、ここでは 「あらかじめ決められたルールや予定調和の道筋」のことで、
何が起こるかわからない「即興」や「変化」があってこそ、本当の楽しさや躍動感が生まれるというメッセージ。
そして、「不完全なこの世界」だからこそ、「想定外のエラーこそが新時代(New era)を作る」という逆転の発想が描かれています。
"失敗したって無問題
一回の成功で万歳
小さい悩みなんかよりDo it do it
すぐにここが世界の中心"
「無問題(モーマンタイ)」は、中国語で「問題ない、大丈夫」という意味のスラング。
失敗は問題ではないどころか、たった一回の成功で勝ちに持ち込めれば万歳と言い切る。
次に、「小さい悩み」=細かいことを気にして足を止めるより、「Do it Do it」=とにかく行動することが大切というマインドを提示し、
「そうすれば、すぐにここが世界の中心になる」という自信に満ちたメッセージが打ち出されています。
手札が悪くても、たった1枚で流れをひっくり返すことができたり、JOKERの登場によって、戦局が一瞬で変わることがあるということが示唆されています。
"配られた手札で一喜一憂しなさんな
満たされた瞬間 罠にかけてくMagic
切り札はそう 隠し切ってこそ
さぁBet on me Bet on me
全方位 要注意"
トランプゲームでは、配られるカードは運次第です。
しかし、最初から持っているものに一喜一憂するのではなく、「どう活かすか」が重要だという強い意志が感じられます。
相手が満たされたと感じて気を抜いた瞬間に、一気に勝負を決める。
「Magic」とは、勝負の流れを一瞬で変えるJOKERの力を示しているのではないでしょうか。
「切り札」=「自分の最大の武器や強み」は、隠し切って簡単には見せない。
ここは逆に言えば、切り札を持っているということの裏返しでもあります。
「Bet on me」は、「俺に賭けろ」という表現。
つまり、「俺が勝つと信じて賭けてみろ」という強気なメッセージが込められています。
「全方位=あらゆる方向」「要注意=気をつけろ」ということから、JOKERは単なるプレイヤーではなく、予測不能な動きをする存在であることを示唆しているのかもしれません。
"Woo, Woo
ほらどうなったってカッとなんなって
Woo, Woo
いやどう見たって相手になんないぜ
JackでQueenでKing
変幻自在
Now, just tell me what you want
…That’s me"
感情的になれば相手の思うツボですが、JOKERとしては そんなものには振り回されないという余裕を見せている。
だからこそ、「どんなに頑張っても、そもそも俺の相手にはならない」という、自信に満ちた宣言をする。
トランプでは、J、Q、Kといった絵札が価値を持つ。
しかし、その全てになれるJOKERは、状況に応じて変化できる、どんな役割でもこなせる、相手の予想を超えていく存在なのです。
最後の「さあ、何が欲しい? …それが俺だ」 というフレーズには、絶対的な自信が感じられます。
"真っ逆さまにFall in down
まさかがまたRealになる
You’re feeling me now 空虚な幻想なら切り刻む"
「真っ逆さまに」 抗う余地もなく、一気に「Fall in down(落ちる)」。
普通なら起こるはずがないことが 「また」 現実になるということは、JOKERの世界では、ありえないはずのことが何度も現実になっている。
普通のルールが通用しない、JOKERだけが支配する世界に相手が引き込まれていく様子が描かれています。
「今、俺を感じているだろ?」と、まるでJOKERが相手のすべてを支配し、逃れられないことを悟らせているような一言。
相手が持っていた 「勝てるかもしれないという甘い考え」、JOKERはそんな幻想を一瞬で切り刻み、粉々にしてしまう存在なのです。
"Wait, wait
自分の弱さ隠す為のファンデーションじゃいくら塗りたくってもその程度かい?
You can’t go back 酸いも甘いもPop, pop 味わっちまいな"
ここで言うファンデーションは 「自分の弱さを隠すための偽り」のメタファー。
上辺だけの強さでは、JOKERの前では通用しないぞ?という挑発的なニュアンス。
「You can’t go back(もう戻れない)」から、人生の「苦い経験」も「楽しい瞬間」も 全部ひっくるめて受け入れろと煽っている印象。
"Woo, Woo
ほらどうなったってカッとなんなって
Woo, Woo
いやどう見たって相手になんないぜ
勝者こそがルール
神出鬼没
Now, just show me what you got
…all in"
2番は後半部分が変化しています。
一般的に、ゲームには「既存のルール」があるものですが、JOKERは 「勝った者がルールになる」と言っている。
「神出鬼没」というのは、JOKERが常に相手の裏をかき、読めない行動を取る存在であることを示唆。
「Now, just show me what you got」 → さあ、お前の実力を見せてみろ
「…all in」 → すべてを賭けろ(=全力で勝負しろ)
つまり、「お前も覚悟を決めて全力で挑んでこい」と誘いかけています。
"理解させないくらい
かき乱すこのワンシーン
All or Nothing
逃げはしない
見透かせやしない
魅せた答えは永遠に
Change you, Change this whole world"
JOKERの行動は予測不可能で、簡単には理解できない。
その場の空気やルールを破壊し、ワンシーンに新たな状況を生み出す。
常に「All or Nothing=全てを賭けるか、何も得られないか」で、決して退かない。
そして、自分の本当の狙いや手の内は誰にも読ませません。
「答え」=JOKERの勝負や生き様、それを一度見せたなら、それはずっと記憶に刻まれる。
そして、相手(you)や世界(this whole world)を変える力を持っているという自信に満ち溢れています。
"高まったまま また上がったペース Hold on
こんな罠 簡単にかかっちゃダメだろ
「待った」「ハマった」気づいたってもうGame over
If you wanna Shot-shot-shot-shot-shot-shufful again, ドウゾ"
フックでは、ゲームのスピードがどんどん加速していく様子が描かれています。
テンションが最高潮に高まっている状態から、そこで終わらずにまた上がった。
「Hold on(待て)」という言葉は、相手にとって予想以上のスピードでゲームが進み、ついていけなくなっていることを示唆。
JOKERは相手を翻弄する存在であり、駆け引きの名手。
罠にハマった時点で 「もうお前の負けだ」 という展開を暗示。
「待ったなし」の勝負の世界では、「罠にかかった」と気づいた時にはすでに手遅れ。
ここでの「shot-shufful」は、「shotgun shuffle(カードを混ぜる方法の一つ)」を指していると考えられます。
つまり、「もう一度ゲームをやり直したいなら、どうぞ?」 という意味になります。
"You better stop right now
精々くらっちまいな
J.O.K.E.R
J.O.K.E.R
最高じゃ物足んない
Safe zoneをはみ出しな
J.O.K.E.R
J.O.K.E.R"
「もう今すぐ諦めたほうがいい」という決定的な一言。
「せめてこの結果を受け入れて、痛みを味わうしかないな」と続きます。
「J.O.K.E.R」×2回の繰り返しは、まるで勝者の名乗りのようです。
「最高」=一般的な成功や満足を指しますが、JOKERにとってはそれすらも退屈で不十分。
「Safe zone」=安全圏、常識の範囲を超えなければ、本当の勝負はできないぜというメッセージ。
さらに「J.O.K.E.R」×2回と強調されるのは、JOKERの哲学をより強く印象づけて宣言しているのです。
"I can be whatever you want me to be
Jack, Queen, King and Ace yeah how’s it going?
I can be whatever you want mе to be
J.O.K.E.R
J.O.K.E.R"
頭の「お前が望むもの、何にでもなれる」というのは、「変幻自在なJOKERの本質」を示すフレーズ。
「JACK」「QUEEN」「KING」「ACE」= トランプの中で最も強いカード。
しかし、ここで 「JOKER」は明言されていないのがポイント。
なぜなら、JOKERは 「全てになれる」 から。
「How’s it going?(調子はどう?)」 という軽い問いかけが、相手を余裕で見下ろしているような印象を与えるのも面白いポイント。
最後に、改めてJOKERの名前を再び強調。
どのカードになろうとも、最後にはJOKERが勝つ。
まさにJOKERの勝利宣言であり、「どんな局面でも自分を変え、最後に笑うのは自分だ」と示す締めくくりになっています。
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