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国師が岳・北奥千丈|奥秩父の名峰から富士を臨む

ぼっち登山日和 1,513 9 months ago
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三連休はお天気の予報だったのに。いつ変わったの? この週、仕事が忙しくって全然確認していませんでした。 金曜夕方、天気予報を確認すると、計画していた山域(プランA)が豪雨に見舞われており、3連休の中日の日曜日には80%の降水確率が示されていました。ありゃ~、パン、3日分買っちゃったよ。 直前だけど、プランBを考えました。水場の状態や登山道の様子を確認し、天気予報をみると、そこもまた線状降水帯ベルトの中にいました。そうなんですよね。平地は晴れていても山沿いは豪雨になりやすい。 さんざん悩んで、土曜日だけでも晴れ間を利用しようと、急遽日帰り登山に切り替え、パッキングをやり直しました。 したら、当日の朝に寝坊してしまい、計画がまたもや狂ってしまいました。 急いで現地に向かうも、到着すると登山口に至る林道が工事のため通行止め!という信じられない状況に直面します。 とにかく、準備不足です。 それでも諦めず、隣の山なら、工事中の林道を通らないので、登れるのではないかと考え、登山口へ移動。 そこは、蜘蛛の巣が張った暗い道でした。よくルートを見てみると、けっこう鎖や岩場で急峻なようです。ピストンで往復するしかないが、帰りにもう一度こういうルートを通ることを考えると、一気に気持ちがトーンダウン。 しかし、その時点で、山梨の山の中にいるわけです。 もう中止して帰ろうかとも思いましたが、いい天気なんですね。 どうしたら成立するのかな、とあれこれ考えて、そうだ、大弛峠から金峰山か国師ヶ岳へ向かったら、と思いつき再度移動を開始しました。(しつこい) ナビを入れると、クリスタルラインを爆走するルートになっています。 山道をうねうね行くより、大きな幹線道路に戻った方が結果早かったりしないのかなぁ、と心の声がささやいていましたが、戻るのもねぇ、ということでナビ通り進んでいくことに。 計画どおりに事が運ばない日は、とことんそのままで、しばらく進むとクリスタルラインは落石のため、迂回するようにという看板がありました。 この道すすんで、どこへ出るのだろう?と思いましたが、もはやインターネットの届く場所でもなく、看板地図の示すように迂回路をすすみます。 どんどん道は狭くなっていき、けっこうな高度をガードレールもないような崖っぷちをすすみます。 また、道は落ち葉や落石が目立つようになり、舗装されてはいるものの、往来が感じられない道に。 そして、さんざん行ったところで、「この先一般車危険」と書かれた看板に出会います。 えー、今!?もっと早く言ってよ~。 結局、引き返していったん幹線道路を利用することに。 ようやく大弛峠に到着したのは、正午を過ぎてからでした。 こんなにも山中を車で走り回ったのは、初めてのことでしたし、山奥すぎて、車が故障しようものなら電波も届かず、遭難事案ですよ。いやはや、誰が通るのかも不明な深い山中に長大な舗装路を敷いている、山梨県の「土木王国」とも言われる所以を、強烈に突き付けられた気がしました。 えっと。何の話でしたっけ? ああ、国師が岳と北奥千丈岳ですね。 その山梨側からアプローチする奥秩父山塊です。 2,680mまで、車で行くことができるんですよ。 一気に高度上げすぎて、歩き始めは、息苦しい。 この高度と広がりは、何時間も山中をうろうろしたためか、非常に強烈な印象となりましたので、 そこに焦点をあてた動画に編集しました。 内向きな登山も良いですが、開放的で外向きな登山も良いものです。 奥秩父の明るい面、だと思います。 まぁ、しかし。とにかく、準備は大切。 撮影日:2024年9月14日(土)

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