菅原道真は忠臣として名高く、宇多天皇に重用され、醍醐朝では右大臣にまで昇りつめた。しかし、左大臣・藤原時平に讒訴(ざんそ)され、大宰府へ左遷され現地で没した。死後天変地異が多発したことから、朝廷に祟りをなしたとされ、天満天神として信仰の対象となる。現在は学問の神として親しまれています。今回は生誕の地とされる奈良 菅原天満宮を訪ねました。