リニア中央新幹線の三重県駅建設予定地に向けて、近鉄鈴鹿線を延伸する構想を近鉄に依頼することを鈴鹿市長が表明しました。実際に近鉄鈴鹿線に乗車してその光景と概要をお伝えします。どうぞご覧ください。(令和5年6月1日撮影)
【近鉄鈴鹿線の延伸構想の概要】
近鉄鈴鹿線には、終点の平田町駅から、リニア中央新幹線の三重県駅の候補地とされている亀山市方面まで延伸する構想があります。三重県鈴鹿市の末松市長は、2023年(令和5年)3月9日の定例記者会見で、市内公共交通の今後の方向性の一つとして、近鉄鈴鹿線をリニア中央新幹線の三重県駅の候補地とされている亀山市まで延伸するよう近鉄に申し入れる考えを明らかにしました。三重県はリニア中央新幹線の三重県駅の候補地として、A案として関西本線の井田川駅を含むエリア、B案として東名阪自動車道の亀山ICを含むエリア、C案として紀勢本線の下庄駅)を含むエリアの3案を比較検討しました。しかし2022年(令和4年)11月、三重県は「それぞれ特色はあったが差異が出なかった」として一本化せず、3案をJR東海に提案することを決めていました。鈴鹿市では、鈴鹿線の延伸について具体的な調査や検討はこれまで行っていない様です。現在の総合計画は2023年度(令和5年度)が最終年度となることから、2024年度(令和6年度)以降の次期総合計画などに鈴鹿線の延伸が盛り込まれるかどうかが焦点になる様です。
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