「織田信長」の激動の生涯を表現!複雑な和声と要素が絡み合った奥深い音楽を是非!
【フル音源】
信長 ~ルネサンスの光芒(小編成版)
作曲:鈴木英史
NOBUNAGA - A Shaft of Light in the Renaissance (small version)
Composed by Eiji Suzuki
Grade:4.5
Time:8:40
楽譜の詳細(編成など)はこちら!
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演奏:陸上自衛隊中央音楽隊
指揮:2等陸佐 副隊長 柴田昌宜
Performed by Japan Ground Self-Defense Force Central Band
Conducted by LTC Masanori Shibata
《作品紹介/Program notes》
2007年に書いた「信長~ルネサンスの光芒」の小編成版です。
信長時代に日本に初めて西洋音楽が伝わって、最初に西洋音楽を聴いた武将になった、と言われています。
実際に何の曲を聴いたのかは不明ですが、おそらく当時西洋で広く好まれていた、ジョスカン・デ・プレ作曲の「千々の悲しみ」ではという説があります。
ご存知の通り、信長はキリスト教を手厚く保護しましたが、その後はご存知の通り悲劇的な弾圧の道、鎖国とともに、完全にアンダーグラウンド文化になります。西洋音楽も同じ運命(再び西洋音楽に日本が向き合うのは、明治維新以降)です。
このようなことから、自分たちが今活動の拠点としている西洋音楽(大別すれば)と日本、日本人と西洋音楽という視点で構想されました。
これは私の「チンギス・ハーン」にも受け継がれたテーマです。
曲は、「千々の悲しみ」から派生した旋律動機で統一し、教会旋法とペンタトニック(5音音階)の混合を基本としています。
信長の意志、受容の苦難、などのイメージに合わせて、旋法の比重を増減し、色合いの変化を実現しようとしたものです。(鈴木英史)
《演奏》 陸上自衛隊中央音楽隊
Japan Ground Self-Defense Force Central Band
陸上自衛隊中央音楽隊は、1951年(昭和26年)6月、陸上自衛隊の前身である警察予備隊の音楽隊として発足し、以来72年にわたり日本を代表する吹奏楽団として歴史を積み重ねてきた。防衛大臣直轄の音楽隊である中央音楽隊は、国賓・公賓の歓迎行事での特別儀仗演奏を延べ100ヶ国、1,500回以上行い、これらの功績により2015年、「内閣総理大臣特別賞状」を受賞した。
また、過去のオリンピックや天皇陛下御即位に伴う祝賀御列の儀など、国家的な行事にも数多く参加し、首都圏で開催される定期演奏会及び室内楽演奏会、全国各地へのコンサート・ツアーやオフィス街におけるコンサートのほか、自衛隊音楽まつり、陸海空自衛隊合同コンサート、ジャパン・バンド・クリニックへの出演、CD録音など多彩な演奏活動を行うとともに、全国の陸上自衛隊音楽隊員に対する教育も担当している。
更に海外での活動として、韓国(2002年、04年、11年)、フィンランド(2014年)、英国スコットランド(2017年)、スパスカヤ国際軍楽祭(2019年)への参加や、米国陸軍軍楽隊・海兵隊音楽隊、ドイツ連邦軍参謀軍楽隊との共演、フランスでの室内楽演奏、ミッドウエスト・バンドクリニックへの出演などを行うとともに、2015年からはパプアニューギニア国防軍軍楽隊の能力構築支援を行うなど、音楽を通じた国際交流に貢献している。
《指 揮》 2等陸佐 副隊長 柴田 昌宜
Conductor:LTC Masanori Shibata
大阪音楽大学卒業(トランペット)、同大学専攻科修了(指揮)。
2003年、陸上自衛隊に幹部候補生として入隊し中央音楽隊配属となる。
2007年から第15音楽隊長(那覇)を務めた後、中央音楽隊を経て防衛省陸上幕僚監部広報室で陸上自衛隊の広報を担当。
2017年から中部方面音楽隊長(伊丹)を務め、2023年3月から現職。
この間、モーツァルテウム音楽大学マスタークラスにて指揮のディプロマを取得するとともに、東京藝術大学での研修や国際指揮者コンクールへの参加など国内外で研鑽を積む。
また米国防総省(ペンタゴン)での海兵隊軍楽隊との合同演奏会やパプアニューギニア国防軍軍楽隊の育成支援など防衛交流にも貢献し、CDの録音協力としても日本コロムビアやブレーンから多数のアルバムが発売されている。
2021年からは故郷兵庫県加古川市の観光大使も務めている。
これまでに、指揮を下野竜也、松尾昌美、夏田昌和、P.ギュルケ、作曲法を川島素晴の各氏に師事。
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