説明できそうで出来ない、何となく使っている、使い分けている「ビミョーな言葉の違い」調べてみました。
■クッキーとビスケット この差って?
熊崎風斗キャスター:
「クッキー」「ビスケット」は少し前までは、海外ではかなりざっくりしていたそうなんです。
アメリカでは「クッキー」も「ビスケット」も全てを「クッキー」と呼んでいた。イギリスでは全てを「ビスケット」と呼んでいた。
アメリカにおける「ビスケット」はいわゆるスコーンのような、パンっぽいものをビスケットと呼んでいた。ただ、輸入・輸出などが盛んになり、かなり曖昧になってきたということでした。
アメリカは「クッキー」、イギリスは「ビスケット」を踏まえてこちらも見ていただきたいです。セサミストリートのキャラクターで、アメリカに住んでいる「クッキーモンスター」。
実は、セサミストリートのスピンオフ番組で、イギリスのいとこが登場します。その名前は「ビスケットモンスター」です。
さきほど説明した、かつてアメリカは「クッキー」、イギリスは「ビスケット」と呼んでいたからなのか?というところまでは調べ切れませんでしたが、実際にこういうキャラクターがいたということです。
■預金と貯金 ビミョーに違う!?
熊崎キャスター:
「預金」と「貯金」。この言葉の違い、皆さんわかりますか。
TBS報道局の原稿で、過去1年調べたら「預金」は236回、「貯金」は83回使われていました。(※預貯金は除く)
何が違うのか?TBS経済部の土井一雄デスクに聞きました。
「お金の預け先によって、書き分けています」
「預金」は銀行、信用金庫など
「貯金」はゆうちょ銀行、JAバンクなど
なぜ、そもそも「預金」「貯金」という言葉の違いが出てきたのでしょうか?
諸説ありということですが…
「銀行」は商人や企業などが使っていて、一般庶民が使うところではなかった。商人や企業などが銀行にお金を預けたり引き出したり、基本的には預けるお金=「預金」だということです。
では、庶民はどうしてたのかと言うと…郵便局でお金を貯めるという考え方があって、その先が郵便局だった。
ですから、郵便局は「貯金」となり、銀行などは「預金」。この考えが今もずっと続いているということです。
■リンスとコンディショナー 違いは?
熊崎キャスター:
つづいて、「リンス」「コンディショナー」「トリートメント」これらは何が違うのでしょうか?
ライオン(LION)によると、
「トリートメント」は髪の内部を補修する
「リンス」は髪の表面を保護する
「コンディショナー」はリンスと同じ
「リンス」「コンディショナー」は表面を保護し、「トリートメント」は内部を補修するということです。
同じものとされている「リンス」と「コンディショナー」は、なぜ呼び方が違うのでしょうか?
基本的には「リンス」でしたが、1980年代後半ごろに技術が進化し、高性能なリンスを別の呼び方にしようじゃないかということでできたのが「コンディショナー」。それから「コンディショナー」と呼ぶメーカーが増えてきたということです。
現在「リンス」として販売されているものは「コンディショナー」より劣っているわけではないということです。
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