0:00 - NTTとNTTデータの歴史的背景
NTTは元々「日本電信電話」として国の組織だった
1985年に民営化、NTTデータは1987年頃に分離独立
一般的な感覚では別会社に見えるが、通信業の付属部門から始まった
3:28 - SI業界の限界とNTTデータの立ち位置
日本のSI(システムインテグレーター)はグローバルでは通用しない構造
海外では自社で設計・運用するが、日本ではSI頼みの体質
そのため、NTTデータのような企業が国内限定で成立している
7:57 - NTTデータ統合の現実と役割の低下
ガバメントクラウドやマスターデータ管理など、退屈な運用業務が中心
NTT全体の中でも“誇りだけ高く何もできない人材”の受け皿になる可能性
「運用の泥仕事」をするための統合と捉えるべき
11:15 - 就職希望者への現実的アドバイス
SI業界に入社するとは“ゴミのような作業”の担い手になる覚悟が必要
ハローワークのような古くさく非効率なUIを作るのが「エースの仕事」
かっこよく作りたいなら楽天など民間系の方が適している
16:45 - NTTの未来構想とインフラプレイヤーとしての可能性
今後はインフラ企業として電力・データセンターなどにシフトすべき
局舎や光ファイバーなどの資産を活用した直流発電・送電モデルも可能
国内の強みを生かして、グローバル展開すれば大きな可能性あり
最後に「NTTデータのような小粒ではなく、NTTとしての本来の姿を見せてほしい」と締めくくる