古着やヴィンテージで、Tシャツに続いて一番買い易く、かつヘビロテ度の高いアイテムといったら、”トレーナー”として知られるスウェットシャツではないでしょうか?
ここ数年、チャンピオンのリバースウィーブに目を奪われている間に、ラッセルのスウェットシャツがNYの古着ショップで見かけなくなっていることに気づき、それを探してみよう、ということに。
もしかしたら、あなたのクローゼットやタンスの奥深くに眠っていませんか?!
***Russell Athleticのスウェットシャツについて書かれている公式サイトのページ***
https://www.russellathletic.com/blog/sweatshirt-history#:~:text=The%20original%20sweatshirt%20was%20invented,something%20cooler%20and%20more%20comfortable.
動画内で、日本語の説明を少し足しておきます、と告知しているので、
私たちなりの解釈による簡単な訳となりますが、補足として以下ご参照ください。
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オリジナルとなるスウェットシャツの生みの親、ベンジャミン ラッセル ジュニア。
1926年にフットボールプレイヤーであった彼は100%コットンの練習用ジャージーがあれば良いな、というアイデアを思いつく。それまでのチクチクしたウールのジャージーに飽き飽きしていた彼は、ラッセルの創始者の息子としてその着心地の悪いユニフォームから涼しくて快適な代用を考えた。
息子のアイデアを元に、父であるベンジャミンラッセルによりRussell Athleticは誕生する。
着心地の良い丈夫なコットンで知られるそのアイコニックなクルースウェットは1930年にラッセルアスレティックにより生産が始まった。
なぜスウェットシャツと呼ばれるのか?
スウェットシャツは温かさを保つという利点はあるけれど、その昔はコットンの練習用ジャージであったため、その”スウェット”という言葉は練習場で汗をかく、というところから来ている。
現在ではそのオリジナルとなる快適なアスレティックウエアとしてはもちろん、涼しさを凌ぐことや、カレッジチーム用、ファッションアイテムのレイヤーとして幅広く人々に愛用されている。
スウェットシャツがどう今日まで変貌してきたか?
オリジナルのスウェットシャツは今で言う、クルーネックスウェットシャツに一番近いもので、首回り前部分に小さな”ブイノッチ”(日本では前Vと言われていますね)といわれるデザインになっている。この三角形の小さな分厚い部分はシンプルなクルーネックのディテールの象徴であり、汗をそこで吸い取り、何度着ても伸びに対応する役割を果たすものである。
今日、クルーネックスウェットシャツはゆったりとした、長袖で襟無しのプルオーバーとして存在している。このコットンジャージーは伸縮性のある袖元に上手くフィットし、アスレティックアクティビティの場で多く着られている。
スウェットシャツが誕生してからまもなくフディ(日本ではパーカーとして知られていますね)が生まれる。スウェットシャツと同じテクノロジーやディテールがそのフードの部分にも採用された。
長年に渡るその輝かしい歴史を超えて、スウェットシャツはアスレティックウエアからファッションアイテムと多様化してきた。
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最後に訪れたショップ:A級のセレブも来ます!
https://www.metropolisvintageonline.com/
ご視聴ありがとうございました。
Instagram:@btoc_newyork
#スウェット #古着 #ラッセル