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00:00 OP
01:42 松本俊彦先生の人となり
07:39 イベントより
16:57 イベントとしての成功
18:33 悩みと治癒の間を埋めるもの
22:13 本日の宿題
はい、「生まれてきてすいません」。
太宰治っぽい話をしましたけど、今回は松本俊彦先生との裏話というテーマでお話しします。
松本俊彦先生が太宰治の話に触れたので、最初に、ネタばらし的にちょっと言いましたけれども、最後まで観てくれると、最初の「生まれてきてすいません」の意味がわかるかもしれません。
松本俊彦先生という方を皆さんご存じだと思うんですが、改めて説明させてください。
松本俊彦先生というのは、国立精神の依存症の専門家というか、国立精神という有名というか、日本を代表する精神科の病院があるんです。
そこで働いている先生でして、トップです。
依存症のトップです。
日本の精神科医療における依存症関連、薬物依存、アルコール依存、自傷行為などのトップです。代表の一人、という先生です。
その先生とトークイベントをするチャンスをいただけたので、やりましたよ、と。
打ち上げにも来ていただけたので、その時の話も少ししようかなと思います。
■松本俊彦先生の人となり
松本俊彦先生というのはメディアにも出て、色々情報発信してくれている先生なんです。
薬物を使うと人生終わりだみたいな啓発は却って患者さんを苦しめるよ、却って信用を失うよ、大麻や薬物を1回、2回使っただけでそんな変になるということはないよ、そういうことを言ってくれている先生でもあるということです。
よく言いますが、キング・オブ・ドラッグはアルコールですから。
アルコール以上のドラッグはないんです。
精神科の薬を飲んでも、アルコールみたいにフワッと気持ちが変わるということないわけです。
他の大麻や覚醒剤も用量によりますが然りで。
アルコールは身近に買えますよね。
すぐ買えて、すぐ手に入るにも関わらず、意識を変容させることができる、素晴らしいというか、危険なドラッグだということです。
アルコールは効いているか効いてないのかすぐわかりますよね。
自分でも自覚できますからね。
抗うつ薬を飲んでいてもなかなか効いてる、効いてないか、わからないじゃないですか。
コンサータも然りで、カフェインも然りだし。
よく観察するとわかるけど、アルコールほどわかりやすいものではないです。
そんな感じです。
はい。
「ニン」と書きましたけど、松本先生の人となりはどんな感じかというと、見た目は… どうしようかな、写真をつけてください。
背が高くておしゃれです。
とにかく洗練されてます。
僕みたいにカジュアルな格好というよりは、ちゃんとしたブランドのものを着ていたり。
ハイファッションという感じです。
時計もシブい時計をつけたりしていて、カッコイイなと思います。
タバコを吸われるんですよね、タバコを吸われて。
多分中古のイタリア車でいいのかな、中古の外車が好きなんですよね。
ベンツなどドイツ車はつまんないよと言うんですよ。
カッコイイですよね。
一生のウチ一回は言いたいですよね。
僕なんかペーパードライバーなんでアレだけど、いやちょっといじってあげないと故障する車じゃないとやはり魅力を感じないんだよね、と、はぁ~~言いたいねぇ!
ポリポリ。
まあそんな感じです。
年齢は50代後半ということです。
先ほども言いましたが、国立精神というところで働いています。
依存症や自殺関連の専門家の第一人者です。
臨床研究をすごくされているという感じです。
これだけでエリートというか、医者の中では、医者カーストではトップですよ。
医者カーストのトップの人がちょっとニヒルというか、キザというか、そういう格好をしてるので、ファンも多い感じです。
半自叙伝みたいなものも書かれてるので、そこからまた会話していて思う彼の内面というのは生い立ちの通り、本当にヤンキー中学の生徒会委員みたいな、学級委員長みたいな感じなんですよ。
ヤンキーと一緒に、ヤンキーと友達になりながらも注意したり、一緒に悪さをしつつも学校の先生を立てたり、学校の先生がこう言ってるんだよということを伝達したり、この調整役みたいな感じ。
だけど大人のことを100%信用しない感じ。
かといって、同級生たちとも100%信用できていない感じ。
この狭間の感じというのが松本俊彦なんだなと思いますし、その中で揺れ動きながら何とかやっているという感じがあります。
本人は自分のことを捻くれたヤツだと言っていました。
セルフイメージはそんな感じみたいですけど。
僕や他の人たちはすごい先生というパブリックイメージ、本人の中ではすごく捻くれ者だみたいに言っていました。
このパブリックイメージとこのセルフイメージを中古車とタバコで繋ぐという感じが松本俊彦先生という感じですね。
カッコイイよね。
カッコイイというかよくわからないけど、何がカッコイイのか。
そういう美学という感じなんでしょうね。
中古車とタバコというのは僕が考えてる以上に、最初に本を読んでいた以上に、この松本俊彦の中心にあるような気がします。
後で説明しますけど、ここは重要なポイントだなと思いました。
という感じですね。
まあ、そんな人ですということです。
防衛医大にもこういうタイプの人がいました。
僕はどちらかと言うと防衛医大の中でダメな人間、ヤンキー側という感じです、本当に。
ヤンキーでもないね、ただのクズというか、ただのダメなやつというか、ただのできない奴、劣等生という感じだったんですけど、その劣等生の気持ちもわかりながらも、ちゃんと自衛隊の意向を調整してくれる。
名前を出したら、今お医者さんで働いているので迷惑だと思うので言わないですけど、○○みたいな感じです。
■トークイベントより
芳賀先生が飲み会の時も言っていましたけど、犯罪を犯す人間はどこか一線があって、自分は共感できないとこがあるんですよね、みたいなことを芳賀先生は言ってました。
アルコール依存、覚醒剤依存、そういうものはやはり違うんじゃないかと。
アルコール依存症や自傷、摂食障害はわかるけれども、覚醒剤の依存、窃盗症、どこか法を乗り越えてしまう人たちは共感しきれない部分があるんだみたいなことを芳賀先生がポロリと言っていて、松本先生は「う~ん」と言ってました。
松本先生的には、ここら辺はセンスみたいな言い方をしてたのかなという気がします。
真面目すぎたら依存症の治療はできないよということです。
芳賀先生はスポーツマンなんだよね。
スポーツマンなんですよ、陽キャのスポーツマン、本当に。
優しいんだけれど、どこか究極的にはちょっとよくわからないところがあるんでしょうね。
「そうなんだよね…」という感じですけど。
このどうしようもない弱さや暴力性、そういうもの、だけど一線を越えないでしょ? みたいな感じなんだろうね。
そんな壁なんかない世界、容易に、乗り越えちゃう人たちが想像つかないというか、別物として見えちゃうというか。
どちらかというと僕は乗り越えちゃう側なので、いや乗り越えることもあるだろうなと思ってしまうんだけど、そこら辺は面白いなと思いました。
松本俊彦先生も「う~ん」と言ってました。
この「う~ん」と困ってる感じが松本先生らしさだし、この困ってる時間を「う~ん」と思いながら時間が経つのを待つというか。
何か事件が起きる前に寿命が来たらいいな、何か起きる前に卒業できたらいいな、みたいな感じが臨床家としてはすごく現実的だし、いい落としどころというか。
ありますね。
でもそういう自分に対しても、捻くれてるヤツなんだと言って、自己否定的になったりして、時間稼ぎしているだけなんだみたいな感じで、捻くれてると言ったり、その傷を埋めるように中古車やタバコで補っているというのが面白いと思います。
松本俊彦先生の言葉の中で、人間というのは薬物が必要な動物であるみたいなことを言っておられたんです。
人類の歴史を見返してみると、なるほど多くの民族、文明で好みの薬物があったんだみたいなことを言っていて、人間の脳みそはどこか過剰にでかくなってきている、サーベルタイガーの長い牙みたいな、キリンの長すぎる首みたいな不適切な進化の仕方とも言えるので、薬を入れてあげないとうまく回らないという世界観も納得だなという感じはしますけどね。
納得というか、わからんでもないなという気はしますけど。
あとはですね、研究の話をされてました。
研究はやはり自分の言いたいこと100のうちの1しか言えない、と。
世の中に対する怒りがあって、それを少しずつ薄めていって何かを伝えていくと言ってたり。
厚労省や出版社、コミュニティの仲間との葛藤の中で自分の思いをどう調整していくのかみたいなことを言ってました。
だから本当にここなんだよね。
調整役みたいな感じですね。
ヤンキーに対する、そういう弱い人、悪い人たちに対する共感があるんですよ。
★動画の文字起こしはこちらのnoteに【全文掲載】されています。
https://note.com/wasemenblog
(文字起こし自体がない動画もあります)