「雨葬ワルツ」
歌:Outsider
作詞、作曲:Outsider
〈歌詞〉
薄曇りの空が泣いて
灰色の雫が街を濡らす
君と過ごしたあの日のように
静寂の中、時が滲む
傘の中で交わした言葉
もう遠く霞んで消えた
すれ違う影が揺れるたび
心の中で何かが割れた
濡れたガラスに映る景色
歪んだままで変わらない
思い出は雨に溶けて
音もなく消えていく
雨音が歌を奏でる
消えてしまう前に
この心の深い底で
君を探しているんだ
曇り空に光を求めて
雨に打たれながら歩く
答えのない夜の向こうに
きっとまだ何かがある
冷えきった路地裏で
誰かがつぶやいた夢の欠片
触れられたら壊れそうで
僕は手を伸ばすことを恐れた
錆びついた階段を上り
滲むネオンの灯りを見た
それはまるで
君の微笑みが残した残響みたいで
雨音が歌を奏でる
止まない涙のように
この街の冷たい鼓動に
君を探しているんだ
何度も見失っては
また同じ道を歩いて
消えない影に触れたら
僕はどこに行けばいいのだろう
透明な雨の中で
君の声が響いている
遠く離れたその場所から
僕を呼ぶように、そっと
折れかけた傘の下で
滲む記憶を数えて
雨がすべて流してくれたら
この痛みも消えるだろうか
雨音が歌を奏でる
君の名前を繰り返す
滲む夜明けに祈りを捧げ
僕らはまだここにいる
終わりのない雨の中
心は凍えそうでも
その向こうで待つ光に
手を伸ばして、歩き出すんだ
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