経済学は、企業や組織、さらに社会全体を良い方向に変える大きな可能性を持っていると考えています。この可能性を実現するため、医療機器メーカーのシスメックスと共同で研究を行っています。
今回、UTMD とシスメックスで共同研究している人材配属マッチングに関する座談会を開催しました。モデレーターにはマッキンゼー・アンド・カンパニーの 黒川 通彦 様 をお招きし、登壇者にはシスメックスの 前田 真吾 様、石原 直樹 様 をお迎えしました。
この座談会の様子を全 4 回に分けてお届けします。
【 Part 1 】
00:00 オープニング
02:35 UTMDとは?
03:27 マーケットデザインとは?
05:00 マッチング理論
07:50 マッチングの成功はどうやって測定?
09:56 情報のフィルタリング
12:11 シスメックスとは?
17:50 マッキンゼーとは?
18:59 なぜ、今、経済学と企業活動なのか?
Part2(人材配置とマッチング)はこちらから ⇒ https://youtu.be/8fh962u1PIE
Part3(人材配属マッチングの効果)はこちらから ⇒ https://youtu.be/h5o4jmBB_Bs
Part4(未来の人材配属マッチング)はこちらから ⇒ https://youtu.be/rjQS6UFk53U
◆小島 武仁(Fuhito Kojima)
経済学者、東京大学大学院経済学研究科教授
東京大学マーケットデザインセンター(UTMD)センター長
プロフィール:
1979 年生まれ。2003 年東京大学卒業(経済学部総代)、2008 年ハーバード大学経済学部博士。イェール大学博士研究員、スタンフォード大学助教授、准教授を経て 2019 年スタンフォード大学教授に就任。ノーベル経済学賞を授与されたロバート・ウィルソン教授、ポール・ミルグロム教授とは元同僚であり、将来のノーベル賞受賞を嘱望される一人。2020 年に母校である東京大学からオファーを受けて 17 年ぶりに帰国し、現職。
専門は「マッチング理論」「マーケットデザイン」
◆前田 真吾(Shingo Maeda)
シスメックス株式会社 人事本部長
プロフィール:
大学卒業後、シスメックス株式会社に入社。販売マーケティング、経営企画、人事企画、シンガポールのグループ会社の Vice President を経て、2019 年 4 月より現職。経営戦略と人材マネジメントを連動させ、グループの多様な人的資源価値の最大化と多様な人材が活躍できるサステナブルな働く環境を整備するために、マッチングアルゴリズムや HRIS を活用し、企業と個人と社会の存続と成長の実現を模索。
◆石原 直樹(Naoki Ishihara)
シスメックス株式会社 テクノロジーイノベーション本部 エグゼクティブエンジニア
プロフィール:
NTT コムウェアに2年、サン・マイクロシステムズの東京オフィスに 6 年間勤務後、Google 東京オフィスで4年、米国本社で主にプログラムマネージャーとして 10 年勤務。2020 年日本に帰国し、日米文化、日米企業の狭間で苦闘しながらソフトウェア開発とそのプログラムマネジメントに従事したスキルと経験を活かすべく、出身地である神戸に本社を置くシスメックスに入社。
◆黒川 通彦(Michihiko Kurokawa)
マッキンゼー・アンド・カンパニー
マッキンゼー・デジタル部門パートナー 東京オフィス
プロフィール:
日本におけるマッキンゼー・デジタルのリーダー。25 年以上にわたり日本のデジタル変革をリードしてきた経験とコア・テクノロジーの知見を活かし、デジタル部門の代表としてデジタル・アナリティクス技術を用いた生産性改善、コア・テクノロジー・モダナイゼーション、データドリブン経営、新規ビジネス構築などを含む全社変革をリードしている。
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