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カシスのボンボンショコラの作り方&ラッピング【バレンタインpart3】

オノマトヘ。 5,741 5 years ago
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こんにちは。動画をご覧いただきありがとうございます。 今回は、ボンボンショコラの動画のpart3になります。 part1はこちらからhttps://youtu.be/PMx6IgEcHCE part2はこちらからhttps://youtu.be/dX8aFvp8o8I 最後のボンボンショコラはハート型のカシス味になります。チョコレートのほろ苦い甘さとカシスの甘酸っぱさが食欲をそそります。 この動画では、他にもテンパリングの技法を紹介しています。「マーブル法」と呼ばれる技法で、他にも「タブリール法」などとも呼ばれています。この技法は温度変化の少ない大理石を使って行うのですが、ほとんどのご家庭にはないと思いますので、鍋を使い、簡易的な方法を紹介しています。 他のテンパリングの技法と比べて、短時間で行えるのが長所です。しかし、チョコレートの移動が多いので、ゴミや水分の混入には十分注意してください。 前回はチョコレートの誕生についてお話ししましたが、今回はメキシコからスペイン、そして世界に広まっていったチョコレートのお話をしたいと思います。 1502年8月15日にスペイン人のコロンブスが、ホンジュラスの沖合のグアナラ島に偵察隊を送りました。そこでヨーロッパ人は初めてカカオ豆に触れ、同時に現地の人々がとても大切にしていることに驚いたそうです。 カカオ豆を持ち帰ったスペイン人は自国で味わい始めました。当時は、好みは主に両極端に分かれていたそうで、好んで飲んでいた人もいれば、不快な飲み物として好まない人もいました。しかし、とりわけ女性には専ら人気があったようで、文字通りやみつきになる人もいたとか。 スペインがアステカ族を征服後、チョコレートを飲む習慣はすでに中央アメリカに広まり、更に17世紀後半にはすっかり浸透していました。そのことを裏付けるように、当時は魔術や毒殺にも使われて、多くの女性が告発されるという事件も起こりました。 また、近代初期のヨーロッパで、カトリックの断食の儀にもチョコレートはあやふやな認識だったので、飲まれる機会が増えた理由でもあります。 そして薬としての議論もあり、広範囲の効果も数々報告されましたが、最終的にはほどほどにしておき、身体に及ぼす効果は作り方、配合する調味料の種類によって異なると落ち着きました。(笑) スペインから他国へ広がるきっかけになったのは、スペイン王女アンヌ・ドートリッシュとルイ13世、アンヌの姪のマリー・テレーズ・ドートリッシュとルイ14世の政略結婚がフランスにカカオをもたらせました。そして、フランスから他のヨーロッパ諸国へ広がっていき、初めは上流階級の嗜好品だった飲むチョコレートは、18世紀には一般の市民にも普及していきました。 その後、コーヒーやお茶の普及により低迷期を迎えたチョコレートですが、ここであるオランダ人によって19世紀に革新的な進化を遂げます。それはカスパルス・ヴァン・ホーテンと息子のクンラート・ヴァン・ホーテンです。彼らの功績によって、今の「ココア」が誕生し、更にチョコレートが普及していきました。 19世紀半ばになり、イギリス人のジョセフ・フライが、やっとここで固形の食べるチョコレートを発明します。 こうみると、私たちが普段見慣れているチョコレートは、最近になって固形になったんだなと思わされますね。もしかしたら、未来の人類は私たちが予想できない形でチョコレートを楽しんでいるのかも? ✵カシスのボンボンショコラ 21個分 カシスのガナッシュ カシスピューレ 45g blackcurrant puree 生クリーム35% 15g heavy cream 水あめ 10g starch syrup クレームドカシス 10g blackcurrant liqueur スイートチョコレート 70g sweet chocolate ミルクチョコレート 25g milk chocolate 無塩バター 10g unsalted butter カカオバター cocoa butter 色粉 colored powder ホワイトチョコレート white chocolate スイートチョコレート sweet chocolate music: Chino Yoshio-Piano https://soundcloud.com/chino-yoshio/piano

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