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西部方面音楽隊 第49回定期演奏会Part5

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陸上自衛隊西部方面音楽隊 第49回定期演奏会 令和4年5月22日(日)に開催した陸上自衛隊西部方面音楽隊の定期演奏会の演奏です。 第49回定期演奏会再生リスト→https://www.youtube.com/feed/library 内藤友樹氏の公式Webサイト【ナイトウミュージック】→http://www.naitomusic.net/ 黒川圭一氏公式Webサイト→https://keiichikurokawa.jp/ 西部方面隊公式HP→https://www.mod.go.jp/gsdf/wae 西部方面音楽隊公式Twitter→https://twitter.com/JGSDF_wab 国歌「君が代」/林廣守 撰(0:55)  自衛隊音楽隊の定期演奏会や巡回演奏会では開演前に国歌「君が代」を演奏しています。  明治13年11月3日宮内省式部寮雅楽隊によって宮城内で初演され、後にドイツ人のF・エッケルトによって吹奏楽用に編曲され、明治21年に海軍省から各条約国に送付したとされています。  国歌として長年演奏されてきた「君が代」ですが、実は国歌に関する法律「国旗国歌法」が施行される平成11年8月までは法的根拠はありませんでした。 星降るリリック/内藤友樹 説明(3:20)演奏(4:20)  星というものは不思議なものです。我々が今見ている星の輝きは何万年何億年と遥か昔に光り輝いたもの。この星のように音楽や温かい社会が、未来の子供達へ光り輝き続けることを祈って作曲致しました。(内藤 友樹氏)  今回の演奏会のために令和3年12月西部方面音楽隊が内藤氏に作曲を依頼し、今回初演を迎えることとなった。壮大な宇宙と星が次から次へと降ってくるような情景を描いた西部方面音楽隊委嘱作品。 梁塵秘抄~熊野古道の幻想~/福島弘和 説明(11:52)演奏(13:05)  和歌山県立田辺中・高等学校吹奏楽部により委嘱。「梁塵秘抄」とは後白河法皇が当時の流行歌謡詞を集め編集したもので、仏神、遊女、庶民の様々な歌などがあり日常生活の心情を歌ったり、洒脱した表現な物まで伺えました。梁塵秘抄の中でも歌われている熊野は、古来、死者の魂の行く所「黄泉の国」として崇められ、人々は死者の極楽往生や魂の再生「黄泉がえり」を祈りながら険しい道を歩いたそうです。 この曲の中間部のゆっくりした所では輪廻転生を表し、冒頭や主題のところは霧に包まれた山深い情景や、そこを行き交う人々の心情を表現しています。(福島弘和)―梁塵秘抄スコアより抜粋ー ・あの日聞いた歌/真島敏夫 編曲 説明(20:38)演奏(21:32)  「故郷~浜辺の歌~椰子の実~赤とんぼ~春の小川~花」誰もが知っている日本の愛唱歌6曲をクラシカルにアレンジ、メドレーにまとめたものです。最近ではあまり聞く機会が少なった唱歌ですが、耳にすると、どこかノスタルジックな気分にさせてくれます。 ・スピリティッド・アウェイ/久石譲・木村弓 作曲 森田浩一 編曲 説明(30:22)演奏(31:29)  「トンネルのむこうは不思議の町でした。ありえない場所があった。ありえないことが起こった。10歳の少女千尋の迷い込んだのは人間が入ってはいけない世界。驚きと不思議の街で千尋が知るのは大きな無力感と・・・・・・小さな希望。『働かせてくださいっ。』眠っていた千尋の“生きる力”が次第に呼び醒まされてゆく。」(千と千尋の神隠しより抜粋) 2001年夏に公開されたスタジオジブリ制作のアニメ映画《千と千尋の神隠し》から「竜の少年~あの夏~底なし穴~湯婆婆狂乱~いつも何度でも~ふたたび」の6曲をセレクションとして再編成されたものです。 ・ムーアサイド組曲よりⅢマーチ/G.ホルスト 説明(41:25)演奏(42:47)   タイトルの「ムーアサイド」とはイギリスの高地の高原を意味しています。他のホルストの作品と同様、イギリス民謡の影響を受けた作品です。原曲はロンドンのクリスタル・パレスで開かれるナショナル・ブラス・バンド・チャンピオンシップの課題曲として委嘱され作曲されたものです。また、ホルスト自身が吹奏楽に改編しようと試み、完成はしなかったものの第1楽章と第2楽章の数小節の手書きの楽章が大英図書館に残されています。 ・九州沖縄民謡組曲―8県9曲の民謡による/黒川圭一 説明(47:33)演奏(48:37)   陸上自衛隊西部方面音楽隊の委嘱により2022年に書き上げられました。   陸上自衛隊西部方面隊が警備区域としている九州・沖縄8県の民謡を素材とした、吹奏楽のための5楽章の組曲です。(黒川圭一氏)  第1楽章:熊本-あんたがたどこさ  第2楽章:南九州-鹿児島浜節~日向木挽歌   第3楽章:北部九州-岳の新太郎さん~関の鯛釣り歌~ぶらぶら節~       炭坑節  第4楽章:沖縄-安里屋ユンタ  第5楽章:熊本-おてもやん   熊本から九州沖縄を一周してまた熊本に戻ってくるという洒落た構成に加え、見事なオーケストレーションにより場所やバンドの大小問わず演奏可能な形に仕上げられています、親しみやすい民謡がシンフォニックにアレンジされた聴きごたえのある西部方面音楽隊委嘱作品です。 ・デリー地方のアイルランド民謡/P.A.グレインジャー 編曲 説明(1:06:19)演奏(1:07:11)   元々「ロンドンデリーの歌」と「羊飼いの歌声」の2曲をセットとした曲ですが、今回は「ロンドンデリーの歌」のみをお送りいたします。「ダニー・ボーイ」ともいわれるこのアイルランド民謡の旋律は、一説によると500年ほど前から歌い継がれている讃美歌で、現在では100以上もの異なる歌詞で歌われ世界中で親しまれています ・錨と星/J.P.スーザ 説明(1:12:00)演奏(1:13:10)   第一次世界大戦中、グレートレイクス海軍訓練センターでアメリカ海軍大隊バンドを指揮していたスーザは、このマーチを作曲して「アメリカ海軍」に献呈しました。この曲のタイトル「錨と星」は、アメリカ海軍の紋章に由来しています。 令和4年5月22日 熊本県立劇場 演奏:陸上自衛隊西部方面音楽隊 指揮:(1曲目~5曲目)副隊長 3等陸佐 小林崇浩    (6曲目~9曲目)隊 長 2等陸佐 志賀 亨 司会:KAB熊本朝日放送 アナウンサー 柴田理美

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