乳がんの手術後抗がん剤治療に入る予定だが、テレビドラマ等で抗がん剤を吐くシーンが頭の中でこびりついて離れない為、そのような思考を変えたいとのこと。
抗がん剤の吐き気は、今でも本当に重大な問題なのでしょうか?
吐き気止めの使い分けや活用法を詳しく説明しました。
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2020/07/05追加
相談されたご本人の希望で、後日談を載せます
ーーここから
田中真由美 56歳 東京都在住
2018年2月自分で乳がんを見つけた。ルミナルB ステージ2A
4月手術、9月抗がん剤治療→うつ状態になり1回で断念、ホルモン療法も断念しましたが、現在、うつ病もかなりよくなり、とても元気にしています。
夜、寝る前くらいしか、自分ががん患者であることを思い出しません。
社会福祉士
もと 東京都多摩市 天本病院 医療ソーシャルワーカー、地域包括支援センター、ケアマネジャー
13年前より 東京都調布市 社会福祉士池田惠利子さんの事務所勤務(週1回)
この3月より、クレヨン画家 孫内(まごない)あつしさん 事務・経理(在宅勤務)
2018年2月8日 左わきの下リンパ節の腫れに気づく
→左乳房にしこりを見つける
(たまたま、1年毎に通っていた乳がん検診直前)
→すぐに、押川先生のブログ「がん治療の虚実」を見つけて、
本を購入
→2月20日 押川先生のブログを見て、「マギーズ東京」に行き、
4時間話を聴いてもらった。
→家族・友人、誰にも話さずにいたところ、ひどくだるくなり、
内科受診
→慈恵第三病院外科→精神科(森田療法)
→少量の睡眠薬と抗うつ薬で、翌日、元の自分に戻った。
→ほどなく、江戸川病院乳腺外科田澤篤先生の「乳がんプラザ」を見つけ、早速Q&A。無料でのネット上 Q&A すでに8600件以上
転院して、先に手術を受けることを決意
「乳がんプラザ」→ Q&A→ 管理番号 6118
→「先に手術を受けたい」という私の考え方はいかがでしょうか
3月15日 確定診断が出た夜に、
田澤先生に「手術希望メール」を送信。
→翌日に、1週間後の外来受診の案内メールが来た。
→紹介状・MR画像が間に合わない状態で受診、
「一番早いのは、4月12日入院、13日手術、14日退院」
4月13日 田澤先生の手術を受ける
左胸全摘+リンパ節郭清レベル2まで
ドレーンなし。4時間後にトイレ歩行。
翌日、バスと電車を乗り継いで退院
(50代までは全員翌日退院)
腫瘍径 20ミリ ステージ2A
リンパ節転移 9個中 1個 (20ミリ程度)
ルミナルB ( Ki67 90%)
ホルモン受容体 陽性
5月13日 押川先生の東京支部勉強会にて、ライブ質問。
押川勝太郎先生YouTube
2018年5月13日(土)東京支部会ライブ収録
(2018年11月15日アップ)
「 抗がん剤治療前だが吐き気の副作用が怖くてたまらない
Q&A #91」
5月初めより 手術直後とは全く違う疼痛、軽いリンパ浮腫に悩まされるようになる。
5月21日 ネットで調べて、笹塚21ペインクリニック田中正史先生受診
→痛みがあるのは間違いないが、鬱状態が輪をかけている
・精神科で抗うつ剤を増やしてもらうこと。
・刀傷には、川治温泉。やけどには鬼怒川温泉。
→すぐに2泊3日の湯治に行った。
・むくみには、「五苓散(ごれいさん)」を処方してもらった。
→その後、「天気痛」(気圧変動による痛み・めまい・むくみ)であることに気づき、その本に載っていた、抗めまい薬「セファドール」「メリスロン」、また、めまいに対し「半夏白朮天麻湯(はんげびゃくじゅつてんまとう)」を処方してもらい、頓服とした。
直後、江戸川病院田澤篤先生に、ネット上で、Q&A受けた。
乳がんプラザ Q&A 「管理番号 6118 続き」
①「左胸全体を広範囲にすりむいてそこが風にさらされてヒリヒリ になっているような感じ。」
「そこに10本単位まとめて針が突き刺さるような痛みがあちこちに出る。手術の傷から離れた部分も痛い。」
⇒これは、全摘の際には乳腺を広範囲に剥離して(皮膚感覚の)神経が無感覚となるのですが、それが「時間が経ってから戻ってくる(痛み感覚も戻ってくる)」ものによるものです。
②「左腕の内部や脇腹にも針で刺す痛みが飛ぶ。」
⇒左腕の内側は「肋間上腕神経」によるものです。
6月5日 リンパ浮腫について、ネットで調べて、受診
千歳烏山の「広田内科クリニック」廣田彰男先生
セルフリンパマッサージの指導も受けた。
→「むくみのページ MUKUMI.COM リンパ浮腫の治療」
8月下旬 押川先生イチオシの
「早期緩和ケア大津秀一クリニック 大津秀一先生」を受診
→一番副作用が強く出るとおききしていた、
TC療法4日目と6日目に、遠隔診療の予約をしておいた。
9月20日 TC療法1回目。
不安でたまらなかった吐き気は、なんと、ゼロだった。
辛かった副作用は、
「味覚障害」「手術跡のむくみ・痛み」
「手足のしびれ」「めまい」
TC 4日目と6日目に、大津先生とline通話。
便秘薬も処方していただいた。
→しかし、うつ状態がひどくなり、TC療法を1回で断念
生理が止まってくれた(当時53歳だったが、まだしっ かり生理があった)ので、よし、とした。
☆タモキシフェン(抗女性ホルモン剤)は、ケモブレイン・視力低下・ホットフラッシュがひどく、3ヶ月ほどで断念。
2019年12月に「私はきっと、精神科訪問看護を受けられるはず!」と気づいて、
2020年1月より、週1回、訪問看護を受けた(2019年5月末まで)
☆☆☆ 睡眠薬・抗不安薬を精神科から処方
してもらうようにすれば
→「自立支援医療証(精神通院)」がとれ、精神科受診・薬ともに1割自己負担となる。
→同時に訪問看護を申請すれば、「抗がん剤治療中、副作用が一番キツい時期」に訪問看護が受けられるはずです(これも、1割自己負担)
ここまでーーー
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