each of destination
from 3rd Album 「Spirit&Life」 2004
words , music , arrange : Tatsuo Kimura
波がさらって行く無数の砂の行く先を
目で追いかけながら自分と重ねてみたりして
足元に打ち寄せて
儚く崩れ去って行く砂の城を
手の平にかき集めて
こぼれないように失わないように
強く握り締める 理由（わけ）も無く
起きもしないことをあれこれ想像してみては
不安にかられてその場で足踏みしてるだけ
いざ進め足鳴らして
いつかはそれぞれ歩む険しい道程
つまずき転ぶこともあるけど
低い場所から見て初めて気付くことも
きっとあるのかもね それもいいんじゃない？
波がさらって行った無数の砂は絶え間なく
流れ流されて新しい場所を目指してる
同じ場所へ帰ることなく
この手に握り締めた砂の欠片を
空の彼方に放り投げて
自分を解き放て同じ日は2度とない
名残惜しむなんてなんの意味もない
風が運ぶやさしい温もり
この背中を押してくれるから
もう迷わないと胸を張って進もう
遙か遠く輝く太陽の下で
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