持続可能な社会の実現に向け、文化・芸術をどのように戦略的に企業活動とつなげるかについて、考える一助となることを目指して開催(2021年4月22日)したオンラインイベント「瀬戸内国際芸術祭の目指すもの~アートによる地域再生とSDGs~」の様子をお届けします。
目 的 :
瀬戸内国際芸術祭2022の開催に向け、瀬戸内国際芸術祭を応援いただいている企業、団体、ボランティアサポーターをはじめ多くの皆様と瀬戸内国際芸術祭の社会的ならびに本質的な価値をあらためて共有し、持続可能な社会の実現について考える機会とする。
日 時 :2021年4月22日(木)13:00 - 15:00
会 場 :東京都中央区日本橋室町3-2-1 日本橋室町三井タワー22階
NECネッツエスアイ日本橋オフィスからオンライン配信
主 催 :瀬戸内国際芸術祭実行委員会
協 力 :株式会社ベネッセホールディングス 公益財団法人福武財団
内 容 :
13:00~ 主催者挨拶:浜田 恵造
(瀬戸内国際芸術祭実行委員会会長(香川県知事))
13:10~ テーマ:現代社会に於けるアートの威力
講 師:福武 總一郎(瀬戸内国際芸術祭 総合プロデューサー)
13:30~ テーマ:瀬戸内から未来へ。持続可能な社会の実現に向けて
講 師:渋澤 健(シブサワ・アンド・カンパニー株式会社 代表取締役)
14:20~ テーマ:瀬戸内国際芸術祭の目指すもの
講 師:北川 フラム(瀬戸内国際芸術祭 総合ディレクター)
14:50~ 事務局よりご案内
登 壇 者 :
福武 總一郎(瀬戸内国際芸術祭 総合プロデューサー)
公益財団法人 福武財団 理事長、株式会社ベネッセホールディングス 名誉顧問
瀬戸内国際芸術祭 総合プロデューサー。1945年岡山県生まれ。1973年株式会社福武書店(現㈱ベネッセホールディングス)入社。1986年同社代表取締役社長就任。1987年より直島でのプロジェクトを開始。1995年「よく生きる」を意味する造語「ベネッセ」を取り入れ、ベネッセコーポレーションに社名を変更。1998年メセナ国際大賞、2006年直島での継続的なアート活動に対してメセナ大賞、2008年芸術選奨、2010年日本建築学会文化賞、2013年地域文化功労者文部科学大臣表彰など受賞。
渋澤 健(シブサワ・アンド・カンパニー株式会社代表取締役)
シブサワ・アンド・カンパニー株式会社代表取締役、コモンズ投信株式会社取締役会長
複数の外資系金融機関でマーケット業務に携わり、2001 年にシブサワ・アンド・カンパニー株式会社を創業し代表取締役に就任。07 年にコモンズ株式会社(現コモンズ投信株式会社)を創業、08 年に会長に就任。経済同友会幹事、 UNDP(国連開発計画) SDG Impact運営委員会委員、等。著書に「渋沢栄一 100 の訓言」、「 SDGs 投資」、「渋沢栄一の折れない心をつくる33 の教え」、他。
北川 フラム(瀬戸内国際芸術祭 総合ディレクター)
アートディレクター アートフロントギャラリー代表
展覧会やコンサート、演劇の企画・制作に関わる。1982年、株式会社アートフロントギャラリーを設立。アートによる地域づくりの実践として「瀬戸内国際芸術祭」のほか、「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」、「房総里山芸術祭 ICHIHARA ARTxMIX 」、「北アルプス国際芸術祭」、「奥能登国際芸術祭」でも総合ディレクターをつとめる。2003年フランス芸術文化勲章シュヴァリエ、ポーランド文化勲章、2012年オーストラリア名誉勲章・オフィサー、2017年度朝日賞、2018年度文化功労者。2019年イーハトーブ賞など受賞。
瀬戸内国際芸術祭
https://setouchi-artfest.jp/