●AIWA S-P22 DC Stereo Amplifier
・1979年発売
・当時価格:¥29,800-
ミニコンポ全盛時代の製品です。
以前の動画でご紹介したS-P7の弟機にあたるパワーアンプです。
S-P7があまりにも素晴らしいパフォーマンスを見せてくれたので期待して買ってみました。
これはヤフオクでの購入でしたが、プリアンプとチューナーとの3点セットとなっていました。
オーディオにあまり詳しくない出品者でしたので、通電のみの確認という事でジャンク扱いの
お品でしたが、かなり期待して大丈夫だと判断しました。
希望金額で入札していたらラッキーなことに落札できましたのでご紹介いたします。
・ Released in 1979
・ Price at that time: ¥ 29,800-
It is a product of the heyday of mini components.
This is the power amp that is the younger brother of the S-P7 introduced in the previous video.
The S-P7 showed such a great performance that I bought it with high expectations.
This was purchased on Yahoo!
Since it was an exhibitor who was not very familiar with audio, it was treated as junk by confirming only the energization.
It was a product, but I expected a lot and decided that it was okay.
Luckily, I was able to make a successful bid when I was bidding at the desired amount, so I'll introduce it to you.
【解 説】
ミニコンポーネントmy Pace5シリーズのステレオパワーアンプ。
回路はDC構成となっており、負帰還ループ内にコンデンサを使用しておらず、位相歪の問題を解決しています。
さらにDCドリフトを抑えるために熱カップリングの良いデュアルFETを用いて広範囲な温度変化にも安定した動作を実現しています。
終段にはリニアリティの良いRET(リングエミッタトランジスタ)のピュアコンプリメンタリーSEPP-OCL回路を採用しています。
電源部にはレギュレーションの良いトロイダルトランスと大容量コンデンサを採用しています。
リアパネルの切換によってBTL接続によるモノラルパワーアンプとしての使用も可能です。
保護回路には新開発ICとリレーを用いたプロテクションサーキットを採用しています。
両チャンネルのトータルパワーを5点LEDで表示します。
【機種の定格】
型式 ステレオパワーアンプ
回路方式 DC構成
出力 30W+30W(8Ω、歪率0.04%、20Hz~20kHz)
30W+30W(4Ω)
60W(8Ω、BTL接続)
歪率 0.02%(30W、1kHz)
入力感度/インピーダンス 0.4V/47kΩ
S/N比 95dB
ダンピングファクター 45以上(8Ω、1kHz)
使用半導体 IC:5個
トランジスタ:13個
ダイオード:13個
LED:6個
電源 AC100V、50Hz/60Hz
消費電力 50W
外形寸法 幅240x高さ72.3x奥行223.6mm(ハンドル付き)
重量 3.8kg
付属 ステレオピンコード・ハンドル
・・・from audio-heritage