今回は二次燃焼ストーブをDIYしました。燃料はペレット専用で燃焼は横からの二次燃焼、そしてスエーデントーチに見られる縦に舞い上がる炎、そんな縦と横の炎が出るストーブです。また料理を作るときは専用蓋と火力調節レバーで強弱出来ます。
【■目次】
00:00 オープニング
00:42 ストーブの構造
01:27 部品加工
04:35 部品組立
06:52 燃焼確認
09:57 燃焼後の状態
【■二次燃焼ストーブの製作】
塗料缶の大小を利用したもので、内缶、外缶に空気穴を配置して二次燃焼させます。更に特徴的なのが内側塗料缶にトーチ構造を持つことによりスエーデントーチのような縦の燃焼を出させます。トーチの炎は底に設けた火力調節レバーで調節可能で、料理時には便利です。
(部品加工)
・塗料缶の穴明け
塗料缶小:二次燃焼穴 直径6mm ピッチ16.3mm / 底の空気穴 直径22mm
塗料缶大:空気穴 直径22mm ピッチ32mm / 火力調節レバー穴
塗料缶上蓋:空気穴 直径30mm
★注意点は塗料缶穴明けにおいて、ステップドリルは使用不可で、ホールソーの使用を奨めます。
・火力調節レバー
ピアノ線で骨組みを作り、鉄板張り付け
・トーチ部
ステンレス金網を丸め筒状にし、上部は鉄の棒で支えを行う
・塗料缶底 ブラケット&ステンレス金網
鉄板でトーチを固定するブラケットを作り、底の金網にブラケットを嵌め込む
・ダイソー五徳
塗料缶に置けるように一部カット
(材料)
塗料缶 大4L、小2L
ステンレス金網
ピアノ線
鉄板
ボルト、ナット
ダイソー五徳
(工具)
電動ドリル、直径22mmホールソー
【■二次燃焼ストーブの燃焼確認】
ペレット900gを使用し、燃料用アルコールをかけて点火します。トーチの中にも燃料用アルコールをかける、または木くずを入れて側面のペレット着火を行います。二次燃焼は80分持続、二次燃焼を終えて炭火状態では120分以上持続しました。火力調節では上蓋及びレバー操作にて火力の調節は出来ました。上蓋を被せることにより火力は抑えられるが今回、上蓋直径30mm穴は若弱火レベルでした。従って30mm→50mmの直径拡大が望ましい。
【■使用後の状態】
塗料缶は熱により色が変わりましたが、変形なし。その他部品も熱による損傷有りませんでした。