東洋哲学で不安や不満の元になるとされる「自分」。「自分とは何か?」この永遠の疑問に対し、哲学者アラン・ワッツは、私たちが思い描く「自我」の概念が、実は一つの大きな誤解に過ぎないと力強く語ります。私たちの「世界から切り離された自我」は、幼い頃からの洗脳のような社会的な刷り込み、脳の働き、そして言語の制約によって作られた幻想にすぎないとワッツは指摘。しかし、古代の東洋哲学や現代の科学が示すのは、私たちが感じる「分離」は単なる錯覚かもしれないということ。では、どうすればこの錯覚を超え、真の自己と宇宙とのつながりを感じることができるのでしょうか?
動画では、ワッツの示唆する「世界はあなたの体」という考え方や、「今」を生きる重要性、そして「遊び」の概念を通じて、自我の枠を超えた世界観を分かりやすく解説していきます。 さらに、自己超越を目指すこと自体がパラドックスを生み出すという、興味深い問題提起も紹介します。
「人生は仕事ではなく遊び」というワッツのメッセージは、私たちに多くのヒントを与えてくれるでしょう。
目次
00:00 イントロ
00:36 アラン・ワッツ
01:42 でっち上げの自我
03:30 「自分」という幻想 - ダブルバインド
05:53 いろいろな認識の偏り
15:16 古代東洋哲学と現代科学の一致点
21:59 世界はあなたの体 - 全体性を認識する
24:15 「今」を生きる - 無目的の行動の重要性
26:46 ラスボス的なパラドックス登場
28:47 結論 - 宇宙の神秘と笑い
29:19 アウトロ
このチャンネルの動画には素人による個人の解釈、誤読、誤解、誤訳、誤字脱字などなどたくさん含まれている可能性が高いです。
(正確であろうとはしているのですが。)
でも、もしかしたら誤解を誤解なさることで正解に
たどりついてしまうかもしれません。
よろしければ、ご笑覧ください。m(_ _ )m
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事物を個々に分けて見るというのは、社会を切り取った断片でしかない。
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アラン・ワッツ
Alan W.Watts
一九一五年生まれ。イギリス・ケント州出身。
七歳の時から寄宿舎生活を送り、十代なかばには中国や日本の文化に本格的な関心を寄せはじめた。一七歳で社会に出、一九歳で最初の著書『The Spirit of Zen』を書き上げる。
一九三八年にアメリカに移住し、監督教会《エピスコーパル・チャーチ》の聖職者になり、六年間ノースウェスト大学の牧師を勤める。聖職から完全に退いたのちはサンフランシスコに移り、アジア研究院アメリカン・アカデミーのスタッフとして、ひいては理事長として、数年にわたり旺盛な活動を行った。
四二歳でアカデミーから身をひき、以後はフリーランスのライター、講師、ブロードキャスター、哲学者、そして「哲学的エンターテイナー」としての道を歩みはじめる。
広範な知識と深い洞察、巧みな話術を合わせもった彼は、六〇年代のカウンター・カルチュアにおいて、若者たちのカリスマ的リーダーとしてあがめられた。
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#アラン #哲学 #東洋哲学