Japanese train running sound and view in the car.(TOKYO/Keisei-Railway/Series3700/Toyodenki-VVVF)
京成3700形機器更新車の3788Fの走行シーンです。VVVFは東洋電機製GTO後期タイプでしたが、機器更新により3100形と同一外観の装置に換装されました。仮に同形と共通品であればハイブリッドSiC方式と思われますが、磁励音は異なり名鉄3500系更新車に似ています。この編成は元々東洋電機製モーター搭載ですが、上野方2両(3788-3787)が元3748F編入車で三菱製モーターを搭載しています。(東洋モーター車→1:09〜、三菱モーター車→6:01〜)
・平穏な運命が一転、3788Fの1年半
1991〜2002年に16本が投入された3700形は、3000形登場以降は8連5本が北総鉄道・千葉ニュータウン鉄道へリース移籍しています。その中で1996年製の3788Fは一貫して京成所属で平穏に推移し、2016年には車内リニューアルが行われ大型座席仕切や着色ガラスに変化していました。しかし2022年11月に運命は一転し、高砂車庫での脱線事故の当該となった3788Fは上野方2両が廃車となってしまいます。またこれより前、2020年6月には北総にリース中の7818F(3748F)が青砥駅での脱線で中間2両が廃車となり、京成にリースバックし3748Fに復帰して6連で使用していました。(以下参照)
https://youtu.be/ea_OUuGDSyk
立て続けに悲運に見舞われた3700形ですが、8連が2本も離脱しては流石にやり繰りが大変なのか、京成は3748Fの上野方2両を3788Fに移植し8連1本を構成、新3788Fとして復帰させました。3748Fは無念にも残る4両は廃車となり、3700形は事故廃車を含めて合計8両が除籍されたことになります。元3748Fの2両は前述のモーターの他、座席・袖仕切・ガラス色も異なっています。新3788Fの変化はこれで終わらず、2023年3月に復帰するも10ヶ月程で再び入場となり、今度は3700形初の機器更新工事が行われて異端車要素がまた一つ増えました。僅か1年半弱で波瀾万丈すぎる変化を遂げた3788Fですが、更新後は早くも京急まで乗り入れており、今後他の3700形に波及するかも気になります。
13.京成電鉄・北総鉄道 / Keisei,Hokuso railway
https://youtube.com/playlist?list=PL6NYQKJQ2WmfSCgWhnIeVUbPwPb16xYZp&si=LAfriDPhoJ5PdDOP