Japanese train running sound and view in the car.(OSAKA/Hankyu-Railway/Series2000/TOSHIBA-VVVF)
阪急宝塚線用の新型車両2000系2000Fの宝塚本線走行シーンです。走行システムは東芝製フルSiC(All-SiC)-VVVFとPMSMの組み合わせで、8002号車で2022年から試験搭載されたものが本採用になったものと思われます。
・目に見えない進化、次期神宝線車両
2024年7月に営業開始した京都線の2300系に対し、神宝線向けの2000系は少し遅れて落成し、最初の編成の2000Fが2/24から宝塚線で営業を開始しました。2300系がPRiVACE連結やクロスシート装備の次世代特急車両として注目を集めたのに対し、2000系は一般利用者からしたら見た目も設備も1000系と大差が無く、新車だと気が付く人はそんなに多くないようです。車内はロングシートの中間仕切にもポールが追加され、これが一番目を引くでしょうか。9000系までの各系列はじめ、かつて関西の通勤電車は車内を広く見せる目的で座席ポールは設置しないのが慣例だったのですが、今は実用本位に傾きつつあります。一方で機器面は2300系とともに阪急で初めて制御伝送装置を搭載して運転台メーター類もグラスコックピット化され、VVVFは阪急初のフルSiC方式が採用されました。目に見えない部分で最新技術が多用され、現場サイドから見れば2000系は進化した車両なのかもしれません。
▼関連動画
【東芝SiC?/PMSM】阪急8000系8002F(VVVF試験車)走行音 / Hankyu-8000 sound
https://youtu.be/Stc-LR1_TF8?si=8j13VlHlTBCGQCyc
24-1.阪急電鉄(神戸線・宝塚線)・能勢電鉄 / Hankyu railway Kyoto-Line,Nose electric railway
https://youtube.com/playlist?list=PL6NYQKJQ2Wmcg4otF0LtncU_pbw0JjvIz