今回はヤナギサワのT-WO20とT-992という、テナーサックスの上位モデル2本
を「見た目」と「出音」で比べてみました。
T-992はWOシリーズの前モデルです。
T-WO20は、ヤナギサワの現行モデルでT-WO2の上位モデルです。
★この動画のポイント★★★
・T-WO20とT-992,管体の外観はほぼ変わってないが、「フロントFキィ」の形状が違う(ニセモノとの判別に使えそうな特徴)
・ネックは、息のスピードと音質に関わるポイントに変更が見られる。
★★★★★★★★★★★★★
比べてみた結果は正直、ファースト・インプレッションではほとんど違いが分からない2本でしたが、
WOの方が音程が安定しやすいのが印象的(これは息を弱く入れて吹く時も感じました)で、
このあたりを重点的に改良されたのかな、と感じました。
T-992の方がかなり息がいれやすくラフに吹けて、私のように「趣味吹き」な目的には正直T-WO20よりもT-992の方が好感が持てました。
ただし、「気持ちよく吹けて演奏中は最高だったのに、あとで録画や録音を聞いてみたら音がグダグダでガッカリ」という経験が多い方には(私もそうです…)、WOの方が客観的に聞いた際の音の確実性は高いと思われます。
☆どちらも持っていないとなかなかできない「ネック交換して吹いたらどう違う?」もやってみました。旧ネック+WO管体の組み合わせが意外に良くて新しい発見でした。
☆細かいところまで見比べているので、昨今出回っている「ヤナギサワのニセモノ」の判別にもご活用いただける動画になっていると思います♪