原料や材料から身のまわりにある製品ができあがる姿を追う「THE MAKING(ザ・メイキング)」。第331回は、ガラスができるまで。
ガラスは主に、珪砂、ソーダ灰、石灰の粉から作られます。原料を混ぜ合わせて溶解炉に入れ、約1300度で溶かします。この溶けたガラスを冷やして砕いたものが「カレット」です。「光学ガラス」のガラス材料は、性質の異なるカレットを混ぜて溶かしたものを、ゆっくり冷やしながら板状に伸ばして、気泡やゆがみのないガラスに作り上げられます。結晶化した特殊なガラス「極低膨張ガラスセラミックス」は、炉の中で温度管理して結晶化させていき、ダイヤモンドで削って成形することで作られます。
■出演・協力機関
株式会社オハラ(撮影場所:神奈川県相模原市)
#themaking #ガラス #サイエンスポータル
-------------------------------------------------------------------
科学技術の最新情報サイト「Science Portal」(サイエンスポータル)
◆URL https://scienceportal.jst.go.jp/
◆X(Twitter) https://twitter.com/sciportalJST
◆Facebook https://www.facebook.com/sciportalJST
◆運営 国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)
https://www.jst.go.jp/