ポール込み1.75キロ 高さ2メートル 幅4メートル 15600円の片面シルナイロンテント「Unafreely 」について、語り尽くしました。
撮影後に伝えきれなかったこともここに追加しておきます。
ワンポールテントの中央に近い位置に煙突穴があることで、やや居住性は落ちますが、テント内に煙突が長く入り込むことで、煙突からの輻射熱も無駄なくテント内に溜め込むことができます。この構造により、薪ストーブ本体をテント側面の布地から距離を取って設置できるため、テント布地を守る意味での反射板は無しで運用可能です。
煙突穴が中央付近にあり、設置面の広いテントであることにより、煙突固定のガイロープをテント固定ペグにひっかけることで、ペグの別打ちが不要です。
冬季は内側ループを地面ベタ付けでも設営できるので、下からの隙間風を防げます。
すべすべしたシルナイロン生地で、ティピー型であることにより、降雪があってもテントの上に積もりにくく、接地部分に雪が溜まることで自然と隙間風を防ぎます。
天井上には大きなループがあるので、木から吊り下げて設営したり、タープとの連抉もできます。
虫の多い時期には、天井下のハンガーから別売の蚊帳を吊ったり、カンガルースタイルでインナーテントを入れる対応もできます。
撤収時にテントを畳まなくても、バックに押し込めば小さくなります。伸縮性があるので、設営時に布地を引っ張って張ることでシワは気になりません。
結露が多いと言われていますが、ポリエステルのテントと変わらない程度で、湿度などによっては全く結露しない朝もあるし、広さも充分なので中央部に寝ればシュラフを濡らさずに済むし、乾かすのも簡単です。
このテントの購入を考えている方の参考になれば幸いです。
今回の装備はバックパック1つにまとめ、背負って冬の宿泊キャンプに行っています。
・夏に使ってみての追記
黒くて遮光性も低いこのテントの場合、単体ではとても熱がたまります。
日陰になる林間や渓谷などを選びましょう。
そもそも真夏はいかなる装備だったとしても、キャンプを控えめにするとか、夕方設営して明け方から撤収を始めた方が良いと思います。
逆に言えば、真冬でもとても暖かいテントです。
こんな薄い生地のテントでよく平気だと思われますが、寒くて難儀したことは無かったです。
結露などで濡れたまま持ち帰った場合には、お風呂場換気して、濡れた面を広げておけば割と簡単に乾きます。
ポール込み1.75キロの片面シルナイロンテント Unafreely
15,600円
巻き煙突込み1.63キロのチタン薪ストーブ
Soomloom Wintour UL Tai
16,999円
2股化に使ったポール
Unigear 16mm 240cm アルミポール2本セット
2,980円
ステンレス28センチペグ FFOGG
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