【イベント情報】
◆2025年11月、満州の演劇を上映予定。
◆関連イベントは2025年1月28日から続々スタート。満蒙開拓のドキュメンタリー映像上映会やります。
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この活動の収益は、平和関連の資料館や難民支援団体などへの寄付に充てさせていいただきます。
ぜひチャンネル登録・ご視聴お願いします。
【満蒙開拓を語り継ぐ 手記朗読プロジェクトとは】
旧満州へ渡った方の手記を朗読し、デジタルアーカイブとして世界に、未来につなぐことを目的としています。
特に「満蒙開拓団」に携わった方々の手記を取り上げています。
◆毎週月曜日22:00配信◆
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「小さな声」
このプロジェクトは、アフガニスタンの内戦によって国を追われ、今はノルウェーに暮らす、ファリダさんとの出会いから生まれました。
2018年、彼女の著書『Silent Screams』を舞台化する企画に参加することになりました。『Silent Screams』には、移民・難民の女性たちの声が綴られています。難を逃れ異国で暮らす中で、ささやかな齟齬や違和感が積み重なり、自分らしく生きられない心の苦しみが生まれてくるそうです。
作品を創るにあたり、平和な国に暮らす私たちは「世界を平和にするために自分ができる行動とは何か」という対話を重ねました。そして、当たり前に暮らせる日々の生活の尊さや大切さを共有しました。
また、私がかつて所属していた劇団では、戦後、旧満州(現在の中国東北部)にとり残されてしまった人々を取り上げた作品を『望郷シリーズ』として多く上演していました。役作りのために資料を探していた時、当時の混乱に巻き込まれた方々が綴った手記が図書館の本棚の片隅に眠っているのを見つけました。
「何があったのか、知ってほしい」
かつて手記を書いた人々も、今現在、難民として異国で暮らすファリダさんのような人々も、同じ思いなのではないでしょうか。残された手記に光を当てることによって、世界中の人々が心穏やかに生きられるような布石になることを願って、このプロジェクトに取り組んでいます。