写真家たちの作品づくりとその裏側に迫るインタビューシリーズです。
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《番組内で紹介している井上さんのフォトギャラリーはこちら》
https://phat-ext.com/story/hiroki-inoue/
米誌「ナショナルジオグラフィック」主催のフォトコンテストのネイチャー部門で日本人初の1位に輝いた写真家、井上浩輝へインタビュー。写真家がとらえた「作品」の裏側にある物語を作品と共に紹介します。
目次
0:00 オープニング
0:35 井上浩輝さん映像作品
1:56 「ナショジオ」で日本人初の1位に選ばれた作品はどう生まれたのか?
5:15 動物写真におけるトリミング耐性の重要性
9:17 井上さんにとって思い出深い1枚の写真
11:49 レンズ選択における井上さんのこだわり
12:57 被写体に最も適したレンズ選択のロジック
17:00 ディズニーアニメから井上さんが学んだこと
18:30 人間と自然の間に身を置くことで見えること
作品:<北の大地のマージナルなふたり>
キタキツネと人間。お互いに意識しつつもそれぞれのテリトリーには干渉せず、自然界と人間界のマージナル(境界)を行き来するふたり。そのふたりの営みによって生み出されたワンシーンの数々と、北海道の大地に生きる様々な動物たちの姿を写し撮ったシリーズより作品とその舞台裏を紹介。
ゲスト:井上浩輝
1979年札幌市生まれ。札幌南高校、新潟大学卒業、東北学院大学法務研究科修了後、北海道に戻り、風景写真の撮影を開始。次第にキタキツネを中心に動物がいる美しい風景を追いかけるようになり、2016年に米誌『National Geographic』の「TRAVEL PHOTOGRAPHER OF THE YEAR 2016」のネイチャー部門において、日本人初の1位を獲得。自然と人間社会のかかわりへの疑問に端を発した<A Wild Fox Chase>というキタキツネを追った作品群を制作、発表してきた。 写真は国内のみならず海外の広告などでも使用され、近時は、北海道と本州を結ぶ航空会社 AIR DO と提携しながら野生動物や風景など“いま生きている光景”にレンズを向けている。
https://hirokiinoue.com
インタビュアー:速水惟広
1982年大阪生まれ。T3 PHOTO FESTIVAL TOKYO(東京国際写真祭)ファウンダー。海外の写真祭などでも精力的に活動。シンガポール国際写真祭のSilvana S. Foundation Commission Awardの審査員(2020)、世界報道写真財団のJoop Swart Masterclass Selection Committeeのメンバー(2020)を務めた。「Photo Vogue Festival」や「LensCulture」での審査、「New York Times Portfolio Reviews」でのレビュアーを務める他、これまでに台湾、シンガポール、マレーシア、ブラジル、コロンビアなどの国際写真祭での講演、審査など多数。過去、手掛けた主な企画展にアレハンドロ・チャスキエルベルグ「Otsuchi Future Memories」(岩手県大槌町、2016ほか)、アレックス・プレガー「WEEK-END」(東京、2010)など。Webマガジン「PHaT PHOTO」編集長。
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