形式図鑑Vol.13 近鉄シリーズ21
形式図鑑シリーズ第13弾は近畿日本鉄道の通勤車両・シリーズ21でございます。2000年以降に登場した近鉄の通勤車両は21世紀に合った車両を目指して設計され,大阪地区を中心に投入されました。これまでは電動機や制御装置メーカーの違いによって形式が細かく変わる難解な近鉄の通勤車両から一転してシンプルにまとめられた各形式をご紹介しています。
今回の動画は過去に撮り貯めた比較的古いものが多く,行先表示等のROM更新がなされる前のものが中心です。あしからずご了承ください。
◆各形式の概要◆
○3220系
→3200系と同じく主に地下鉄烏丸線絡みの運用が多く,奈良線系統でも活躍。
○9020系(50番台1編成以外は阪神対応)
→2両編成。増結車としての性格が強いものの,他の2両と組んで最大5組10両を組成することも。
○9820系(全車阪神対応)
→9020系の6両固定版。阪神直通列車への投入が多い。
○5820系(50番台2編成以外は阪神対応)
→L/Cカー・5800系の後継車種。大阪線だけでなく奈良線にも投入。
○6820系
→狭軌路線・南大阪線系統用唯一のシリーズ21。わずか2両編成2本のみの存在。