見た目は日常的なハッチバック車とそう変わらないのに、強力なエンジンと締め上げた足まわりを備え、第一線のスポーツカーを追いまわせるだけの動力性能を誇った、ホットハッチと呼ばれるクルマたち。
自動車の歴史をさかのぼれば、その元祖として、1976年にデビューしたルノー・サンク・アルピーヌ、さらには1973年のシムカ1100Tiにたどりつきます。
しかし、商業的に大成功を収め、ホットハッチをひとつのジャンルとして根付かせた立役者となると、初代フォルクスワーゲン・ゴルフGTIの名を挙げないわけにはいきません。サンク・アルピーヌに遅れること2ヵ月、初代ゴルフGTIの量産型は1976年7月に登場しました。
今回試乗するのは、初代ゴルフGTIの後期型に相当する、1982年の1.8リットルモデルです。
CGの加藤哲也がゴルフGTIに憧れた10代の日々を思い出しながらステアリングホイールを握ります。
《主要諸元》
フォルクスワーゲン・ゴルフGTI(1982年型1.8リットル仕様)
全長×全幅×全高 382×163×140cm
ホイールベース 240cm
駆動方式 FWD
エンジン 1781cc 直列4気筒 SOHC
最高出力 112ps/5800rpm
最大トルク 153Nm/3500rpm
ギアボックス 5段MT
サスペンション前 マクファーソン・ストラット
サスペンション後 トーションビーム
タイヤサイズ 前後175/70R13
※諸元は『Automobil Revue '82』を参考にしました。
《車両協力》
COX株式会社
https://www.cox.co.jp/
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