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三平vs柳昇 天下一落語会 個性が強~い師匠対決第二戦【落語】

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0:48特効薬 25:44犬の目 53:24三国志 1:16:40源平盛衰記 「特効薬」 国民の何十人に一人は精神的な異常者がいるというので精神科の受診をした。「佐々木さんどうぞ。どうしました?」「夢を見るのですが、乗り物の夢ばかりなんです」「誰でも夢は見るよ」「毎回違う自動車に乗っているんです」「タダだろ。良いじゃないか、私は車大好きだから」「その自動車が崖から落ちるとか、ひっくり返るとか、正面衝突する様な場面で、恐くて寝てられないのです。それを治して欲しいのです」「それは脳に欠陥があるんだ。この病気は治せば良くなるが、治さなければ良くならないな。どうする?」「治して欲しいです」「治療には上と並がある」と言われ内容を聞くと・・・ 「三国志」 この噺は柳昇のレパートリーの中でも数少ない古典落語のひとつで「源平盛衰記」「御血脈」と同様、演者の地語りによって噺が展開する時噺のひとつである。「三国志」の物語は日本でもよく知られ、とくに劉邦、関羽、張飛が義兄弟となって活躍する話が有名だ。柳昇は従軍経験を語るのが得意でこの噺でも兵法のあの手この手を面白おかしく語っている。 五代目 春風亭 柳昇 戦後に講釈師を志したが戦友に6代目春風亭柳橋の息子がおり、その縁で柳橋に入門した 戦争で手を怪我したため手の表現が多い古典落語では成功はおぼつかないと考え、新作落語一本に絞って活動した。年齢を重ねるごとに老人然とした風貌になり、しなびた声・口調に変わっていったが、これがとぼけた味となり、新作派の大御所として地位を確固たるものとしていく。80歳を過ぎても高座やテレビへの出演を積極的に続け生涯現役の噺家であった 「犬の目」 目を患った男が友達から洗井シャボンという目医者を紹介されて治療に行く。シャボン先生は男の両目をくり抜いて薬を溶かした湯につけて洗い、入れようとするが入らない。どうやら薬の湯につけ過ぎて目がふやけたらしいので日当たりのいい縁側に干して目が元の大きさになるのを待っていると庭の木戸から犬が入って来て目を食べてしまった・・・ 「源平盛衰記」 「祇園精舎の鐘の声~」のくだりをひとくさり述べたあと『平家物語』の粗筋を断片的に話し、それに関係しているかしていないか微妙なギャグやジョーク、小噺(時事ネタなど、現代の話でも全くかまわない)を連発、一段落ついたところでまた『平家物語』に戻る、という構成がとられる。小噺で笑いを取るほうが重要で、極端に言えば『平家物語』は数々の小噺をつなぎ止める接着剤の役割になっている。 初代 林家 三平 二つ目の時点で既に時代の寵児、そして落語協会の次代を支える若手の筆頭となっていた。真打への昇進ともなれば落語協会としてもやはり前座名でない立派な名を与える必要があった。五代目小さんは自らの前名で柳派の出世名である「柳家小三治」を三平に譲る事を考えた。これは柳派の正式な一員として育てる事を約束するようなものである。そして都合のいいことに三平本人の父の前名でもあった。一方、師匠七代目橘家圓蔵もまた自らの前名「月の家圓鏡」を三平に名乗らせたいという意向を持ち、さまざまな画策を行った。圓蔵は圓蔵で三平を橘家のホープ、そして自らの後継としたかったのである。三平は師匠圓蔵案(師匠の名を襲名)を一貫して拒み続けた。しかも小さん案(父の名を襲名)も受け入れず結局どの名跡も襲名することはなく「林家三平」のままで真打となったのである。そして三平の名を一代で大看板にした。 トークなしで純粋に落語だけを楽しみたい方はこちらでどうぞ 落語の蔵:https://www.youtube.com/@Repli455/videos #三平 #柳昇 #特効薬 #三国志 #犬の目 #源平盛衰記 #落語

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