【上手くいかない時こそ ~誠実に生きていくことで得られるもの~】 不動護摩供 法話:陽人の随想録 須磨寺 #法話 #小池陽人の随想録 #仏教 #教え
【毎月、須磨寺にて法話をさせて頂いております】
毎月18日の10時からの護摩祈祷と写経会、20日と21日は11時半から奥の院にて、そして、21日は14時から護摩祈祷をさせて頂き、引き続き法話をさせて頂いております。
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【上手くいかない時こそ ~誠実に生きていくことで得られるもの~】 不動護摩供 法話:陽人の随想録 須磨寺
「掬水月在手 弄花香満衣」。この言葉は中唐の詩人干(う)良史(りょうし)(うりょうし)の「春山夜月」という詩の中の二句です。後に禅的な解釈がなされ禅語として紹介されることが多い言葉です。
意味は、手の届かないはるか遠くに感じている月も、水を掬ってみると、自分の手の中に映っている。
道に咲く花の美しさに惹かれ触れていると、自分の衣に花の香りが移りその香りを楽しむことができる。
我々の望むもの(幸せ)は、遠くにあると思っているけれど、本当は身近にある。でも私たちはそれに気付かないだけなのだという意味だそうです。
わたしがこの言葉に出会ったのは、醍醐寺の修行道場にいた時です。
修行道場では、茶道の授業があるのですが、修行道場を卒業する前日に茶道の先生が、一年間頑張った御褒美ということで我々修行僧をお茶席にお接待してくださいました。
そのお茶席の掛け軸に「花弄」という書が掛っていました。
先生は、「弄花香満衣」という言葉からとっていると、その言葉の説明をして下さいました。
『お花見の季節にお接待で忙しくしている人がいます。
その人が家に帰り、衣を直す時に、着ていた衣に花のいい香りがしみ込んでいることに気付きました。
その人は、何も衣に花の香りをつけようと思って働いていたわけではありません。
一生懸命にお接待していた結果、自分の気付かないうちに衣に花の香りがついたのです。
結果を求めず、目の前にあることに対して全力を注ぐことが、気付かないうちに素晴らしいものを自分の中に取り込んでいることをこの話は教えてくれています。
君たちも毎日一生懸命修行をしてきて、自分がどれだけ成長できたか、今はわからないと思う。
でもこの話にあるように、きっと気付かないうちに素晴らしいものを自分の中に取り入れてきたのだと思います。
これからも一日一日を懸命に生きる、その心を忘れないでください。』
と話して下さいました。
今でも私の心に残る大切な言葉です。
なかなかうまくいかない日が続くこともあります。
人生はうまくいかないことのほうが多いかもしれません。
しかし、誠実に生きていればこそ、目の前にある幸せに気付くことができるのかもしれません。
そして今自分にできることを、結果を求めずに実践していくことが大切で、その実践の全ったからんことを祈って、拝んでいきたいと思います。
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