奈良市の春日大社で平安時代から続く「春日若宮おん祭」で使われている巨大な太鼓「大太鼓(だだいこ)」が、10月にリニューアルオープンする「春日大社国宝殿」に運び込まれ20日、組み立ての様子が報道陣に公開された。大太鼓は野外の舞楽演奏で用いられる左右一対の極彩色の太鼓。春日大社のものは高さ約6・5メートル、幅約3・2メートル、重さ約2トンと国内最大級という。