【声優の朗読】半七、初めて手がらをあげる~岡本綺堂・作『石燈籠』ー「半七捕物帳」より【時代小説/推理小説】
「半七は一年ばかりその手先を働いているうちに、彼の初陣の功名をあらわすべき時節が来た。」
青空文庫より『半七捕物帳・石燈籠』(岡本綺堂)を朗読しました。
チャプター
00:00 一
11:26 二
28:59 三
44:28 四
この半七捕物帳は後の時代になって聞き手が半七老人から当時の様子を聞く、という形をとっており、狂言回しのワトソンのような語り出しです。
シャーロック・ホームズを意識したという岡本綺堂の思惑が、こんなところにも現れているのですね。
ただ謎を解くだけでなく、今回はちょっと切ない後味もつけられて読み終わりにしんみりとさせられました。
#岡本綺堂 #時代小説 #推理小説
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