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【史跡】群馬県にある世界遺産「富岡製糸場」に行ってきました。

花傘踊 37 lượt xem 1 week ago
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富岡製糸場は、群馬県富岡市に設立された日本初の機械製糸工場です。
1872年(明治5年)の開業当時の繰糸所や繭倉庫などが当時と変わらぬ姿で現存しています。
日本の近代化、絹産業に大きく貢献した工場であり、敷地を含む全体が国の史跡に。初期の建造物群が国宝および重要文化財に指定されています。
2014年に世界遺産に正式登録されました。
日本は江戸時代末期に開国した際、生糸が主要な輸出品となっていましたが、急激な需要の増大に対して粗悪な品が作られたり、またそれが横行してしまい、国際的な評価を落としてしまいました。そのため、国が主導しての器械製糸工場の建設が計画されることとなりました。
世界では、ヨーロッパにおける蚕の病気が大流行し、蚕産業が壊滅的な打撃を被っており、また、清(現中国)では太平天国の乱という宗教対立を基とする大規模な反乱が起きており、生糸の輸出が振るわなくなっていました。そのような背景もあり、日本の主要輸出品が生糸と蚕種となっていたのです。
1872年にフランスの技術を導入して設立され、当時では世界最大の規模を持つ製糸工場となりました。
働いていた工員の8割が女性であり、女工達は各地で技術を伝えることにも貢献しました。
様々な形で経営母体が変わりましたが、1987年(昭和62年)に操業を停止するまで、第二次世界大戦中も含め、一貫して製糸工場として機能しました。
戦争で空襲の被害を受けず、経営母体である片倉工業が保存に尽力したこともあり、建造物群が良好な状態で現在まで残っています。

※ギャラリーは撮影禁止になっていますので、撮影していません。

#史跡
#花傘踊
#世界遺産

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