固形燃料の火力をもう少し強めたい場合に有効なパワーブースターの燃焼テストを行いました。CFアルスト用 T字パワーブースターの固形燃料対応バージョンです。
固形燃料を火力アップする方法
*ポケットストーブや風防五徳のように狭いスペースの中で燃やす事によって内部の温度が上がり、固形燃料の温度も上がり→熱暴走を起こさせて火力を強めることができます。
この場合、熱暴走を巧くコントロールする必要があります。でないと、無駄に大きな炎が上がってクッカーの外に溢れ出して…結果的にお湯を沸かせない という悪い結果に繋がることもありますので「熱暴走を巧く活かす」という考え方が大事になります。
*アルミホイルカップを開くとにより、空気と触れる表面積が増加することで気化が促進され火力が強まります。
*固形燃料を分割することにより、空気と触れる表面積が増加することで気化が促進され火力が強まります。
この場合、単にアルミホイルを外す場合に比べて、気化面積を格段に増やす(分割数次第)事も出来ます(インスタントラーメン作りに有効)し、分割した燃料を離して置くことも出来ます(長方形のメスティンに有効)。
これら火力アップの方法に、この動画のパワーブースター効果もお加えいただけますと、固形燃料の有効活用の幅が大きく広がることと思います。
この動画が、皆さんの物造りアイデアの何かのヒントにしていただければ幸いです。
【日々、備えながら楽しみ 楽しみながら備える。心穏やかにして 常識を疑う】
那須高原(標高580m)から発信中。
by ゆとりありすと