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朗読*山本周五郎「つゆのひぬま」遊女と客のはかない恋を見守る先輩の遊女、荒れる天候の中での波乱の行方は・・・

MMC SUKOYAKA 1,124 lượt xem 2 days ago
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山本周五郎の短編小説「つゆのひぬま」初出:昭和31年(1956)12月「オール読物」
この作品の題「つゆのひぬま」とは、朝顔のつゆが乾かないくらいのうち、つまりすぐに終わってしまう「はかないもの」をさしています。人の「しんじつ」を信じられない先輩遊女の《おひろ》には、《おぶん》の想い人《良助》にしんじつがあるとは思えず、過去の自分のように、裏切られて悲しい思いをするのではないかと心配しますが・・・
さて作品中、舞台の岡場所一帯が洪水にみまわれますが、周五郎氏自身生涯に2度洪水に出会っているそうです。まずは出身地の山梨県で、
(周五郎氏の一家は大月駅前に転居していたため難を逃れましたが、この大水害で祖父、祖母、叔父、叔母を失ったのだそうです。)
そしてその水害の後、周五郎氏一家は東京府北豊島郡(現在の:東京都北区豊島)に転居しましたが、そこでも1910年(明治43年)8月10日、荒川が氾濫して住居が浸水する大被害を受けたのだそうです。その時の経験からでしょうか、克明に浸水してくる様子が描かれています。

各章は下記からご視聴いただけます。
00:00 はじめに
00:52 第1章
12:56 第2章
23:53 第3章
35:23 第4章
46:51 第5章
57:19 第6章
1:08:55 第7章
1:20:20 第8章
1:31:06 第9章
1:43:52 第10章
#朗読 #山本周五郎 #岡場所もの

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