燃料の備蓄 貴方は、固形燃料派? 液体アルコール派? 液体アルコールをお勧めする理由と簡単なアルコールストーブの作り方。
固形燃料(成分:メチルアルコール=メタノール)は、発災当初の即応性(使い易さ)があるので防災備蓄(短期備蓄=ローリングストック)向きです。
液体メチルアルコールは、常温での長期保管が楽で、使用の際も量の微調整(省エネ・時短)ができるので、エネルギー供給不安に対応しての長期燃料備蓄向きです。
*アルコールの燃焼炎は青白い為、日中の屋外や照明されてる室内でも炎が見えにくいので火傷や火事に十分に注意する必要があります。
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*アルコールは消防法で「第四類・アルコール類」に指定されており、取り扱いには注意が必要です。アルコールの濃度や保管量に応じて、届出や許可の申請が必要となります。
・アルコール濃度=60%以上(重量%)は、危険物に該当し、
80リットル以上保管する場合は消防への申請または届出が必要
・濃度60%以上のアルコールは電車に持ち込むことが禁止されています。
*消防法について、更に詳しく知りたい方は↓
東京消防庁
https://www.tfd.metro.tokyo.lg.jp/lfe/nichijo/arukouru.html
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アルコールストーブは簡単に作れます。
百均のアルミ製クリームケース、使い捨てカイロの中身(使用済みの物)、で柔らかい燃焼のアルコールストーブが作れます(炊飯向き)。
その他、使用量を量り移すためのシリンジ、アルコールを小分けするための容量100ml程度のプラボトルがあると便利です。
アルコールストーブは、成分的に安全性の高い”バイオエタノール”を燃やすこともできます(エタノール=エチルアルコール)。
この動画をヒントにそれぞれの燃料の性質をよく理解し上手に備えていただければ幸いです。
【日々、備えながら楽しみ 楽しみながら備える。心穏やかにして 常識を疑う】
那須高原(標高580m)から発信中。
by ゆとりありすと