露地を通り、身を清め、床飾りを拝見する。そして丁寧に日本茶を点前してお茶をいただく。
そこにはネットやスマホも必要ありません。
ただ日常にあるものの中から美しさを見い出し称賛し感謝します。
欲が出ると、すぐに無いものねだりしてしまいます。
しかし、あるものの中で磨いていくのが日本の文化なのです。
常に最新のものでなくても良い、流行りのものの必要もないのです。
ただ、そこにあるものを丁寧に扱うことで自分が磨かれていくのです。
時代の変化が激しく、ついていくのも必至ですよね。
そういう時代だからこそ、一杯のお茶を愉しめるように、心に余裕をもって過ごしたいものです。
煎茶道は、日本茶からたくさんの人生の学びが得られます。
是非、煎茶道の世界をご覧ください。
公益財団法人小笠原流煎茶道
http://www.ogasawararyuu.or.jp/