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サトイモの上手な育て方(種イモの植え付けから収穫まで完全解説)里芋栽培のコツとポイントが分かる!

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サトイモ(里芋)の育て方を約15分の動画で野菜栽培士が分かりやすく解説します。サトイモの栽培方法(土作り・芽出し方法・種イモの植え付け・間引き・土寄せ・追肥・水やり・収穫方法・病害と害虫対策)など、サトイモ栽培のコツとポイントを短時間で掴むことができます。お時間のない方におすすめです。


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https://onl.bz/qfJXtsv

公式サイトのテキストを手元に動画を見るとより理解が深まるのでおすすめです
公式Webサイト「サトイモの育て方」はこちらから
https://x.gd/sbwwN

【目次】
0:00 オープニング
0:14 サトイモの育て方
1:41 品種選び
2:35 コンテナと土作り
3:44 露地栽培の土作りと畝作り
4:17 芽出し(ポット苗作り)
5:17 種イモの植え付け
6:38 苗の植え付け
8:08 土寄せ
9:30 水やり
10:44 追肥
12:10 収穫
13:13 病害対策
13:52 害虫対策


【動画の内容】

サトイモの上手な育て方
サトイモは東南アジアが原産地で、熱帯性の作物で高温多湿を好みます。
乾燥に弱い一面があるので、高温期は水切れしないように栽培するのがポイントです。

サトイモの栽培期間はやや長めですが、用土の適応性が高く病害にも比較的強いので、比較的育てやすい野菜です。

サトイモの栽培時期は春から秋にかけてで、種イモの植え付けは5月~6月、収穫までは植え付けから約6か月です。コンテナ栽培と露地栽培のどちらも可能で、直まきとポットで育苗してから畑に移植する方法があります。

サトイモの品種
サトイモの品種には「小イモを食用にする品種」と「親イモを主に食用にする品種」、「葉柄も食用になる品種」があります。
そのほかにも、親イモも小イモも食用にできる「親子兼用」、さらに葉柄(茎葉の部分)を軟白栽培(芽イモ)にして食用にできる品種など種類も豊富です。

コンテナと土作り
サトイモ栽培で利用するプランター(コンテナ)サイズは、幅の広い深型のものを用意しましょう。
品種にもよりますが、1つのコンテナに対して1株の栽培が可能です。12号以上の深型の植木鉢や土のう袋などでも栽培ができます。

用土は水持ちの良い用土を使うのがポイントです。コンテナに入れる用土の量は全体の6割程度にしておきましょう。

露地栽培の土作りと畝作り
露地栽培の土作りは、植え付けの2週間前に終わらせておきます。苦土石灰100g/1㎡を用土全体にまいて丁寧に耕しておきましょう。
植え付けの1週間前になったら、堆肥(2kg/㎡)と化成肥料(100g/㎡)を施して畝の幅が150cm、畝の高さが10cm~15cmの平畝を立てましょう。

芽出し(ポット苗作り)
苗作りのスタートは3月以降です。コンテナやポリポットに用土を入れて、種イモが隠れる深さに埋めておきます。種イモが腐るので芽出し中の水やりは基本的に不要です。

種イモの植え付け
畑に直に種イモを植えるときは日中の気温が15℃を超えるようになってからです。発芽したあとに霜に当たると枯れてしまうので、気温が十分に上がってから植え付けましょう。

苗の植え付け
苗の植え付け時期は5月~6月頃で、日中の気温が15℃を超えるようになってからです。苗の生育には15℃以上が必要で、生育がもっとも良いのは25℃~30℃です。

良い苗の選び方
草丈が15cm以上になったものが植え付けに適した苗の大きさです。
茎が太く茎葉の緑の濃いもの、害虫や病害の被害に遭っていないものを植え付けましょう。

土寄せ(まし土)
土寄せのタイミングは収穫までに2回ほど行います。1回目は本葉が2~3枚になったときで、2回目は本葉が5~6枚になったときです。

水やり
サトイモは乾燥に弱い一面があるので水切れに注意しましょう。苗を植え付けてからは、1週間に1回のタイミングでこまめに水やりをします。

夏場のイモの肥大が始まってからの水切れは収量が激減します。水やりは9月に入るまで続けましょう。

追肥
サトイモは元肥を中心に育てますが、株の成長を見ながら追肥の時期と量を調整します。栽培後期に肥料切れになりやすいのでタイミングよく追肥を与えましょう。

追肥はイモの肥大が始まる前に2回、肥大が始まった直後に1回施します。

収穫
サトイモは霜が降りるまでに収穫を終わらせましょう。収穫が遅れると小イモが親イモのように固くなって食味も落ちてしまいます。

早生品種は9月頃から収穫できますが、そのほかの品種も試し掘りをして孫イモが肥大していたら10月頃から収穫できます。

病害対策
サトイモ栽培でよく見かける病害は「乾腐病」「軟腐病」「疫病」「モザイク病」「汚斑病」などです。

病害の発生を予防するためには、病害に感染した種イモを使わないこと、
日当たりのよい場所で育てること(高温期以外)、適正な株間の確保を行うこと、水もちの良い土壌を作ることなどを心掛けましょう。

害虫対策
サトイモに発生しやすい害虫は、「セスジスズメ」「ネグサレセンチュウ」「コガネムシ類」「アブラムシ類」「ハスモンヨトウ」「ハダニ類」などです。

害虫は大きくなる前や数が増える前に早期に駆除することが大切です。
栽培時に出る残渣(落ち葉や枯葉)はこまめに撤去し、株元が込み合ったら摘葉して風通しを良くすることで、害虫の住処をなくすことができます。

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