京阪電鉄の宇治線の前面展望ビデオです。
中書島から宇治駅まで全区間をリアルタイムで撮影しています。
京阪電鉄宇治線は、京阪本線の中書島駅から、宇治駅までを繋ぐ7.6kmの路線です。
全線が複線で、4両編成の普通列車がワンマンにより折り返し運転をしています。
2000年までは京阪本線の三条方面との直通列車が多数存在しており、大阪方面直通の臨時列車「宇治快速」が運転されることもありました。
しかし、2000年7月1日のダイヤ改正で中書島駅に特急が終日停車するすることになり、乗り換えをしても所要時間が短縮されることなどから、平日午前中2本を残して直通運転は無くなり、それも2003年9月6日のダイヤ改正で廃止となりました。
2013年にはワンマン運転を開始しています。
2002年から投入されている10000系と、2012年から投入されている13000系で運行されており、2600系が予備車となってはいるものの、出番は少ないものでした。
また、宇治川花火大会開催時の臨時列車としても2600系が入線していましたが、ここ数年は宇治川花火大会自体が開催されなくなり、2014年頃からは完全に10000系と13000系のみでの運転となっています。
中書島駅を出ると、軽く右にカーブして京阪本線を離れます。
観月橋駅、桃山南口駅、六地蔵駅、木幡駅、黄檗駅と停車していきますが、いずれも2面2線の相対式ホームで、支線らしいホームとなっています。
黄檗駅でJR奈良線と並びます。
停車直前にはウグイス色の103系の姿も見ることが出来ます。
単線のJR奈良線としばらく併走し、三室戸駅の直前で右にカーブしJR奈良線と離れます。
今度は左にカーブし、JR奈良線と交差する直前に終点の宇治駅に到着します。
宇治駅舎自体はJR奈良線を挟んでおり、JR奈良線を越えて外に出るというイメージです。
なお、JR奈良線の宇治駅とは、宇治川を挟んで約900m離れています。
乗車したのは10000系4両編成です。
撮影日は2013年11月20日(水)、14時54分中書島駅発の普通・宇治行きに乗車し撮影しています。
撮影機材は、SONYのハイビジョンデジタルビデオカメラ「HDR-CX720V」です。