アルビダは5世紀頃のスカンディナヴィア王女で、結婚の申し出を拒んで、複数の女と共に船を仕立てると、バルト海への航海の旅へと出かけた。
航海中、彼女たちは偶然にも、つい最近船長を失ったばかりの海賊船と出遭い、アルビダたちは勇敢にも彼らを何日間も逃がさなかったと伝わる。そのため海賊たちはアルビダを次の船長と認めたのである。
海賊たちは大成功を収め、ついにはスカンディナヴィア中に名を知られるようになる。
今日は多くの海賊恐れられている彼女の呪われた船に乗り、バルト海の航海に出かける。
「進路を右へ!」
船の帆の上で望遠鏡を見ているクルーが伝える。
「はいよ!」
舵を右に思いっきり回す
「船長。6時の方向に敵船を発見しました。白旗にパーレイと書いてありますがいかが致しましょう。」
クルーがアルビダのもとに駆け寄り、伝える。
「あら、最初から負けを認めるなんて面白くないわね。」
持っていた金貨を机の上にばら撒く。赤い目の焦点が敵船に当たる。
「まあ、いいわ。船を近づけて。私1人で十分だわ。」
クルーにウインクする。
海賊船の汽笛を鳴らし、黒い海賊旗を掲げて敵船へと近づいていく。
「はあ、カリブ海の彼との戦いが恋しいわ…」
バルト海の水平線を見ながら、頬杖をつく。
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