埼玉県嵐山町の越畑（おっぱた）城跡は、標高116m・比高60mの平山城である。同じ峰に国指定史跡・杉山城跡があり、四ツ山城と菅谷館の間の中継狼煙台、鎌倉街道上道の監視砦の役目を果たしていた。

埼玉県小川町周辺の山城ネットワークに興味を持ってからおよそ1年、
山城巡りはかなり進捗した。
菅谷館は中心に
①菅谷館ー小倉城ー青山城ー中城ー腰越城ー
残りは安戸城である。

②菅谷館ー杉山城ー越畑城ー四ツ山城ー
残りは鉢形城である。

そして最後は、武蔵松山城と河越城である。
ここまでを、3月末を目標に完了したいと考えている。

それから行って見たい山城跡が一か所ある。
比企郡ときがわ町の大築城である。（おおずくと読む）
中々難儀なルートである。
越生町との境の山なので、越生ルートも存在する。
ときがわ町ルートには大門がある。
現在検討中。
熊対策も必要な雰囲気がある。

天台宗慈光寺を攻略のため、松山城主・上田朝直が築城した。
室町・戦国時代の寺の力は大変強い。
慈光寺は全山焼き討ちにあったらしい。
比叡山焼き討ちの武蔵の国版である。

慈光寺に３度ほど参拝に行っている。
当時の寺の規模は、今より大規模であったらしい。

最近思う事は、知識が広がって行くと、次から次へ欲望が出て来て、
色々な意味で終わりが見えない。
山城人気が高い理由も納得できる。
駐車料金も入場料も必要がなく、それなりに歩く。
そして脳が活性化できる。
健康維持管理の面では、コストパフォーマンスが大変良い。


＜以上＞