花輪ばやしは、土地の守り神「産土神(うぶすな)さん」として古くから地域の信仰を集める、幸稲荷神社の祭礼において奉納される祭礼ばやしで、昭和35年から花輪神明社の祭礼が合流し現在の10町内による運行形式になった日本一の祭り囃子とも称賛される鹿角市最大の祭りです。祭りの期間の中で、8月19日・20日は、絢爛豪華な十の屋台が集合し、二日間に渡り競演を繰り広げます。地元の人はもちろん観光客も訪れて、華やかな賑わいを見せます。平成26年3月に「花輪祭の屋台行事」として国の重要無形民俗文化財に指定。平成28年11月に「山・鉾・屋台行事」のうちの一つとしてユネスコ無形文化遺産に登録されました。