去る9月12日(木)、9月13日(金)の2日間にわたり、福井県九頭竜川にて、第38回(2024年度)シマノ・ジャパンカップ鮎釣り選手権全国大会を開催いたしました。同大会は8月29日(木)、8月30日(金)に開催予定でしたが、台風の影響で2週間延期しての開催となりました。
出場選手は2023年の全国大会上位入賞者3名と、全国で行なわれた地区大会決勝を勝ち上がり、セミファイナル(東日本、中日本、西日本大会)も勝ち抜いた20名を合わせた総勢23選手(24名の予定でしたが1名欠席)。
予選リーグは2日間に渡り6試合。選手は試合毎にA、B、C、Dの4ブロックに分かれ、90分の競技時間内で釣った鮎の匹数で競い合います。各ブロックの順位によって勝ポイントが与えられ、合計勝ポイント数によって決勝進出する3名が決定します。
激戦となった予選を1位で通過したのが小山清二選手、2位が小澤 剛選手、3位が森下智康選手となりました。
決勝の舞台は「坂東島」。ABCのエリアが設置され、各選手は3エリアを1ラウンド40分ごとにローテーションしながら釣っていきます。エリア間の移動に使われるインターバルは15分。
入川エリアの選択権は予選リーグの上位順に与えられ、第一ラウンドのエリアは小山選手がC、小澤選手がBを選択し、森下選手がAとなりました。
13時10分、決勝開始のホーンが鳴り、第1ラウンドスタート。小澤選手が開始直後から連続で掛けていき、11分で6尾と大きくリードします。予選リーグトップの小山選手と森下選手も掛けていきますが、小澤選手はその後も釣果を伸ばしていきます。第1ラウンドが終了しての釣果は、Aの森下選手が11尾、Bの小澤選手が16尾、Cの小山選手が10尾となりました。
14時5分、第2ラウンドがスタート。Bに入った小山選手が中盤から岸際を狙って釣果を伸ばしますが、小澤選手と森下選手もいいペースで追加していきます。第2ラウンドは、Aの小澤選手が11尾を釣り合計27尾、Bの小山選手も11尾を釣り合計21尾、Cの森下選手は9尾で合計20尾となりました。
15時、最終ラウンドがスタート。Aに入った小山選手は、流れのないエリアを狙ってハイペースで掛けていきます。カミ飛ばしの泳がせ、引き釣り、引きの泳がせなどを駆使して次々と掛けて小澤選手を猛追。Bの森下選手もペースを上げて掛けていきます。一方、ここまでリードしていた小澤選手はバラシが多く開始15分ほど追加できずに苦戦。しかし、そこからはペースを上げていき、終了直前にも1尾を追加しました。
15時40分、試合終了を知らせるホーンが鳴り響きました。注目の検量の結果は小山選手33尾、小澤選手33尾、森下選手31尾。小山選手と小澤選手は同匹数のため、予選リーグの順位により小山選手が初優勝を決めました。
・シマノジャパンカップ 鮎 全国大会 レポートページ
https://fishingeventjp.shimano.com/2024/japan_cup/ayu/737/result/
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