【吹き抜けの必要性】確かな設計力と多岐に渡るテクニックが不可欠▶階段・2階廊下を連動させることで生まれる抜け感マジック▶1階部分に大きな壁を生む価値とは?新築、注文建築、DIY、リフォームを検討中の方
今回は「皆んな大好き吹き抜け!(え、そんなことない?笑)」のお話です。
戸建てにしろマンションにしろ、吹き抜けのあるお家の方が少ないと思いますので、興味や憧れをお持ちの方もいらっしゃるでしょう。
吹き抜けがある方が良いのかと問われれば、私はどちらでも良いという見解です。
それよりも1階の天井高が最低限2600mm〜2800mmとれているかの方が大切です。
採用するメリットは採光(明るくなる)、気持ちの良い抜け感や広々とした開放感。
デメリットとしては上下階の音を拾いやすいなど。
もちろんこの動画では、さらに深掘りした内容をお届けしていきます。
南側の吹き抜け上部に窓を設置したお家の夏は‥地獄の暑さに。
冬の天気が良い日は暖かい。とも言えますが、
快適な温度を得る目的で吹き抜けを採用する訳ではありません。
あくまでメリットである、明るさや開放感です。
この明るさは、心地良くて優しい陽射しを指します。
それが得られるのはズバリ北側ですね。
反射光を利用した、柔らかな明かりが1階まで注ぎます。
どうしても南や西に採用しないといけない場合は、直射日光を防ぐ電動スクリーンを設置するなどの対策が必要です。
また、開放感をボリュームアップするには設計テクニックが必要です。
階段位置を調整し、2階の廊下を吹き抜けに絡めることによってマジックが起こります。
1階から吹き抜けを見上げると、2階廊下の空間まで認識できる。
ということは、6畳の吹き抜けでも8畳クラスの抜け感が得られるようなマジック。
さらに、1階に大きな壁面が得られるので、私の大好きなミラー(めっちゃデカいやつ!)を吊れるメリットが生まれます!(もしかしてコレが吹き抜けの最大のメリットかも笑)
窓種やシーリングファンの必要性、照明の種類や取り付け位置の重要性、等々。
一言では片付けられない、多岐にわたる設計力や経験を要します。
美しさも居心地もメンテナンス性も、全ては設計力です。
新築住宅だけでなく、リフォームやリノベーション、DIYを検討されている方にもオススメです。
皆さん楽しんでご覧ください。
00:00 イントロ
00:19 オープニング
01:04 吹き抜けを考える前に
03:26 吹き抜けはどの方位に取るのか
06:50 吹き抜けの窓はどうするのか
11:20 吹き抜けの設計の最適解は
15:00 吹き抜けのライティングについて
20:42 吹き抜けにはシーリングファン
23:15 吹き抜けの音の問題
24:08 吹き抜けの窓の大きさと種類
25:31 吹き抜けとインテリアの相性
27:03 アウトロ
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