県内の公立高校で今月3日、一斉に卒業式が行われおよそ1万1300人が学び舎をあとにしました。来月、沼田高校と統合する沼田女子高校では最後の卒業式となりました。
少子化に伴い来月、沼田高校と統合する沼田女子高校では、最後の沼女の卒業生116人が式に臨みました。
沼田女子高校は大正10年・1921年の開校以来、これまでに2万1000人を超える卒業生を輩出してきました。
式では保護者や在校生が見守るなか、卒業生ひとりひとりの名前が呼ばれ代表の片野朝菜さんに卒業証書が手渡されました。
生方一徳校長は「沼女最後の3年間の歴史をつくった皆さんはかけがえのない存在です。輝かしい伝統と歴史のある沼女の卒業生であることに誇りを持ち力いっぱい自分の人生を切り開いてください」とエールを送りました。
卒業式は今月3日、県内すべての公立高校64校と中等教育学校2校、私立高校2校で行われ卒業生がそれぞれの想いを胸に新たな一歩を踏み出しました。