このシリーズではスピーカーに直流成分が流れないように改良したえれきちアンプを作っていますが,今回の動画ではこのアンプの出力音量の限界に挑戦します。
これを考えるには,エミッタ接地増幅回路の各部に,どのような電流が流れ,どのような電圧がかかるかについて詳細に理解する必要があります。これを把握するために,トランジスタを「等価回路」に置き換えて回路を分析し,どのパーツがアンプの動作にどのような影響を与えるのかを説明します。特に,エミッタ接地増幅回路の入力インピーダンスについて詳しく説明し,その求め方と,それが回路に及ぼす影響について考えます。
この動画を見ていただければ,エミッタ接地増幅回路で使う場合のトランジスタの小信号等価回路とそこに含まれる,入力インピーダンス,出力インピーダンス,そして電流源について詳細が分かりますので,ぜひご覧ください。