このシリーズではスピーカーで音を鳴らす,トランジスタアンプである「えれきちアンプ」を作っていますが,今回の動画ではこのアンプの音の改善に取り組みます。
前回の動画で作成した「えれきちアンプ」はエミッタ接地増幅回路ですが,この方式のアンプでスピーカーを駆動すると,高音と低音が強調された,いわゆる「ドンシャリ」の音が出てしまうのですが,この動画ではその理由を詳しく説明します。そして,エミッタフォロワ(コレクタ接地回路)の回路を使えば,この問題を解決できることを説明します。
これを理解するには,スピーカーの作りを理解し,負荷(スピーカー)への出力が「電圧駆動」である場合と,「電流駆動」である場合の違いを理解する必要があります。
この動画では,これらについて実際のスピーカーのスペックシートの周波数特性を見ながら,わかりやすく解説します。
この動画を見ていただければ,エミッタフォロワ(コレクタ接地増幅回路)について理解でき,なぜスピーカーはエミッタフォロワで駆動しなければならないのかが分かりますので,ぜひ最後まで,ご覧ください。